ヤ軍移籍マカッチェンの「いい話」　髭を剃っても父だと息子が分かるように…

名門球団のポリシーに従ってヒゲを剃ったマカッチェン、その前後の違いも話題に

　ジャイアンツからヤンキースに移籍したアンドリュー・マカッチェン外野手が、名門球団のポリシーに従って髭を剃り落とした。かつては長髪のドレッドヘアがトレードマークだった2013年のMVPプレーヤーは2015年に短髪にし、今度は髭もなくなった。現在、9か月の子供がいるため、姿が変わっても分かるようにと一緒に髭を剃ったことが話題となっている。

　1日（日本時間2日）の本拠地タイガース戦でヤンキースデビューを果たしたマカッチェン。ニューヨークで試合を中継する地元テレビ局「YES」の有名レポーター、ジャック・カリー氏は試合中、“ツルツルフェイス”でピンストライプのユニホームに身を包んだ新戦力のエピソードを披露した。

　同氏によると、髭を剃ってしまうと現在9か月のスティール君が自分のことをわからなくなってしまうと危惧したマカッチェンは、片方の手で息子を抱きかかえ、もう片方の手でカミソリを持ち、息子からも見えるように髭を剃ったという。本人は「うまくいったよ」と語り、スティール君は父だと分かっているとのこと。“作戦”は大成功に終わった。

「YES」は公式ツイッターでカリー氏のレポートを紹介しているが、ファンからは「彼は若返ったように見えるね」「ヤンキースのポリシーは良いと思う。とても長髪な選手やクレイジーな髪型の選手がたくさんいるけど、このチームはもっとプロフェッショナルに見えるね」「いい話」と“称賛”の声があがっている。

　デビュー2試合でまだヒットが出ていないマカッチェンだが、2009年以来の世界一を目指すヤンキースのカギを握る存在であることは間違いない。髭を剃った新スタイルで躍動できるだろうか。