村上宗隆が生み出す衝撃の経済効果 “低迷球団”に降り注ぐジャパンマネーは「未知の領域」

ホワイトソックス・村上宗隆【写真:ロイター】
ホワイトソックス・村上宗隆【写真:ロイター】

ホ軍でのユニ売り上げ…「村上>そのほか同僚全員」

【MLB】Wソックス 8ー2 パドレス(日本時間2日・サンディエゴ)

 現在3年連続でシーズン100敗を喫しているホワイトソックスに、空前の“特需”が到来している。今季から加入した村上宗隆内野手がグラウンド上でアーチを量産する中、球団は桁外れのジャパンマネーを引き込むことに成功している。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジョン・グリーン記者は1日(日本時間2日)に「ホームランを量産しているムネタカ・ムラカミのおかげでホワイトソックスはとてもスマートに見える」との見出しで特集記事を公開した。記事ではグラウンド外でもたらされている衝撃の経済効果について伝えている。

 同メディアの取材に応じたホワイトソックスの最高収益責任者兼最高マーケティング責任者であるブルックス・ボイヤー氏は、村上のグッズ売上について言及した。同氏によると、村上のユニホームを購入するファンのうち、英語表記のユニホームが6割、日本語表記のユニホームが4割を占めているという。

 その人気ぶりは凄まじく、ボイヤー氏は「未知の領域です。予想通り、彼のユニホームの売上は、チーム全員を合わせても上回っています」と驚嘆。1人の選手の売上が、その他のロースター全員の合計を凌駕する異例の事態となっている。

 さらに、球団は日本からのインバウンド需要も積極的に取り込もうと動いている。先日、ボイヤー氏自らが日本を訪れて旅行会社と面会した。6月12日(同13日)から14日(同15日)にかけて、大谷翔平投手が所属するドジャースとの3連戦が予定されており、これに合わせたツアーが組まれるという。本拠地のギャランティード・レート・フィールドには、多くの日本人観光客が流れ込むことが予想される。

 また、複数の日本企業ともスポンサー交渉を進めており、近々広告のついた村上のボブルヘッドデーの開催が告知される見込みだという。ボイヤー氏は「ムラカミのおかげで私たちの役割はより重要になりました。とても楽しいですよ」と充実感を漂わせ、「チームも4月終盤ですが、私たちは脱落していないんですから」とうなずいた。

 この記事の公開後、村上は敵地でのパドレス戦でメジャー単独トップとなる13号を放った。さらに自身の“価値”は高まったはずだ。

(Full-Count編集部)

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