ジ軍は青木宣親の契約延長オプション行使に慎重 GM「際どい判断になる」

球団が望めば、青木とは6億6000万円で再契約を結べるが…

 ジャイアンツのボビー・エバンスGMが、青木宣親外野手との再契約は簡単な決断ではないと明かしている。地元メディアの「CSNベイエリア」が報じている。

 1年契約でジャイアンツに加入した青木は今季、前半戦で獅子奮迅の活躍を見せながらも、2度の死球に苦しめられた。オールスター選出の可能性も出ていた6月下旬には右足にぶつけられ、腓骨骨折で約1か月離脱。さらに、復帰後の8月には頭部に死球を受け、その後は脳震とうの症状に悩まされて9月3日のロッキーズ戦出場を最後に復帰できなかった。

 青木の契約には、今季550打席以上に達すれば1年550万ドル(約6億6000万円)で来季契約が自動的に更新される「べスティング・オプション」が含まれていたが、離脱が響いて392打席止まり。ただ、球団は同じ550万ドルの契約延長オプションを保有しており、これを行使すれば青木は来季も残留となる。

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