ド軍に悩ましい問題 ベッツ復帰間近、韓国逸材は好調も…待ち受ける“究極の選択”

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

ベッツが3Aで実戦に復帰…12日にメジャー合流の可能性

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が8日(日本時間9日)から、傘下3Aのオクラホマシティで実戦に復帰することが決まった。さらに、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者によると、早ければ11日(同12日)のジャイアンツ戦からメジャーに合流する可能性があるという。一方でベッツが昇格となれば、チームは頭を悩まされることになる。

 ベッツは4月4日(同5日)のナショナルズ戦で初回の走塁中に右腹斜筋を痛め、その裏に急きょ交代。翌5日(同6日)に10日間の負傷者リスト入りとなった。その後も懸命にリハビリを続け、故障から約1か月後に実戦でプレーできるまでになった。

 12年3億6500万ドル(約572億円)の巨額契約を結ぶスーパースターとあって、ベッツが万全であれば当然、正遊撃手を務めることになる。逆にいえば、ベッツに代わってメジャーに昇格したキム・ヘソン内野手や、マイナー契約で入団したサンティアゴ・エスピナル内野手、新人のアレックス・フリーランドといった内野陣がマイナー落ちになる可能性がある。

 とはいえ、キム・ヘソンを降格させるのは愚策とも言えるだろう。フリーランドとの争いに敗れて開幕3Aスタートとなったが、メジャー昇格後は26試合で打率.316、1本塁打、OPS.800、5盗塁と見事な活躍を見せている。フリーランドにしても打率.253、2本塁打とまだまだ発展途上だが、二塁守備は安定。そもそも、フリーランドを開幕ロースターに入れたことを鑑みれば、容易に3Aへ落とすとは考えづらい。

 その点、31歳のエスピナルは一番難しい状況だ。2人と異なりマイナーオプションは残っておらず、枠を空けるとしたらDFAする他ない。成績自体も27打数5安打(打率.185)、OPS.444と低調とあり、立場は安泰とはいえない。

 ドジャースはベッツ以外にも主力が離脱している。エンリケ・ヘルナンデス内野手は3Aで実戦に復帰し、右足首手術を受けたトミー・エドマン内野手も当初の見込みからは遅れているものの、じきに戦線に戻ってくる。そうなったときにはキム・ヘソンらの処遇はさらに難しくなるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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