疑惑の死球は「100万%わざと」 出場停止左腕をバッサリ…“元問題児”レジェンドが憤慨

  • MLB
  • 2026.05.08
タイガースのフランバー・バルデス【写真:ロイター】
タイガースのフランバー・バルデス【写真:ロイター】

ピアジンスキー氏がタイガースのバルデスを非難

 タイガースのフランバー・バルデス投手が起こした故意死球問題について、元メジャーリーガーが辛辣な言葉で非難している。5日(日本時間6日)に行われた本拠地でのレッドソックス戦で退場処分となった騒動について、メジャー7球団を渡り歩いたAJ・ピアジンスキー氏が「“100万%”故意だった」と断言し、身勝手な振る舞いを厳しく断罪した。

 バルデスは同日の試合で4回にウィルソン・コントレラス内野手、ウィルヤー・アブレイユ外野手に2者連続本塁打を浴びた直後、次打者のトレバー・ストーリー内野手の背中に死球を与えた。これが故意とみなされて退場となり、両軍から選手が飛び出す一触即発の事態に。6日(同日7日)、MLB機構から6試合の出場停止処分を受けた。

 バルデス本人は試合後、「(死球となった投球は、滅多打ちを喰らっていたので、何か変える必要があると感じ、ここまで今シーズン1球も投げていない速球を投げるという)予備の計画を実行しただけで、故意じゃない」と釈明した。

 しかし、この発言に噛み付いたのが現役時代に通算2059試合に出場し、“悪童”としても知られたピアジンスキー氏だ。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」の公式X(旧ツイッター)で公開された動画に出演し、司会のアラナ・リゾ氏からバルデスの説明を信じるか問われると、「ノー。すべてに対して信じない」と否定した。

 さらに、一部で囁かれていた「(敵軍が)サイン伝達をしていたから」という憶測についても、「今じゃみんなサイン伝達なんてやってるよ!! だからって、それを理由にぶつけるのか?」と声を張り上げた。「直前に2者連続ホームランを打たれて、その次の投球は、打者の背中に向けて投げたということだ。これは“100万%”、億、兆……何%でもいいけど、故意だったよ」と呆れ果てた様子で吐き出した。

 怒りは収まらない。「レッドソックスもタイガースも故意だと分かっていた。球場全体が『あれは故意だ』と分かっていたよ」と、両軍の解説陣や実況を含めた球場にいる全員が暗黙の了解だったと指摘。「バルデスは打たれまくって怒っていた。それで打者にぶつけたんだ」と心理状態を代弁した。

 その上で、自身の経験を踏まえながら「自分が馬鹿なことをして退場になったこともあるし、チームメートが馬鹿なことをして退場になったこともある」と認めつつ、その上で「被弾したっていう自分のミスの責任を、別の打者にぶつけるなよ。前の2人がホームランを打ったのは、ストーリーのせいじゃない。悪いのはフランバー・バルデスで、彼はやり方を間違えたんだ」と正論を展開。「もっといい球を投げろよ。人に球を当てる必要なんかない」と、責任転嫁の投球を最後まで非難し続けていた。

(Full-Count編集部)

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