岡本和真は「新人王候補」も…29歳に吹き付ける“逆風”、求められる確固たる地位

米ヤフースポーツが岡本に注目「多額の資金に見合う才能がついに解き放たれた」
ブルージェイズの岡本和真内野手の評価が急上昇している。米ヤフー・スポーツは今季の新人王レースの展望を公開。日本から来た29歳をア・リーグの有力な候補者の一人として大きく取り上げた。
執筆者のジョーダン・シュスターマン記者は、2026年の新人選手を「特別な才能があふれる世代」と称賛。その中で巨人から鳴り物入りで海を渡った岡本の現状と課題を分析している。記事では岡本のシーズン序盤の適応力に注目。開幕から18試合時点では、メジャーの壁にぶつかりOPS.553まで低迷したものの、打席でのスタンスを微調整したことで状況は一変したと伝えた。
5月は8試合出場、31打数11安打の打率.355、5本塁打、10打点。OPS1.315と好成績を出している。シュスターマン記者は「トロントが昨冬のFA市場で投じた多額の資金に見合う才能が、ついに解き放たれた」と、その爆発力を高く評価した。
一方で、岡本が新人王を獲得するためには、29歳という「年齢」と「実績」が逆風になる可能性も指摘されている。「NPBの読売ジャイアンツで長年スーパースターとして活躍してきた29歳のオカモトは、その年齢ゆえに新人王投票者からより高い基準を求められる可能性がある」。ただ、記事では2023年の千賀滉大(メッツ)を例に挙げ、30歳で迎えたデビューシーズンで好成績を残し、新人王投票で2位に入ったことにも言及。海外プロリーグで豊富な実績を持つ選手であっても、新人王候補として十分に評価され得ることを示唆した。
ホワイトソックス・村上宗隆内野手やタイガースのケビン・マクゴニグル内野手ら激戦のア・リーグ新人王争いにおいて、岡本が抜け出すための鍵はチーム内での役割にあるという。現在、ブルージェイズ打線は巻き返しを図っているが、その中で岡本が主砲ブラディミール・ゲレーロJr.を支える「真の相棒」としての地位を確立できれば、投票者の評価は確固たるものになると結んでいる。
(Full-Count編集部)