消えた4万人…204勝OBも苦言 本拠地の異変、ド軍の“恥ずべき事態”「もうこりごり」

「1番・DH」で先発したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
「1番・DH」で先発したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

先着4万人にワールドシリーズのレプリカトロフィーを配布

【MLB】ジャイアンツ 9ー3 ドジャース(日本時間12日・ロサンゼルス)

 ドジャースは11日(日本時間12日)、本拠地でのジャイアンツ戦に敗れた。試合終盤には点差がつくと、満員だったはずのドジャースタジアムには空席が目立ち始めた。不甲斐ない試合内容に対し、地元メディアの実況や球団OBの解説者からは苦言を呈する声が上がっている。

 月曜日の夜にもかかわらず、ドジャースタジアムには公式記録で4万4298人という大観衆が詰めかけた。ワールドシリーズのレプリカトロフィーが配布される特別な一戦は6回まで3-3と接戦だったが、ドジャースが7回に3失点を許すと、9回にもどんどん点差を広げられ、2死二、三塁の場面ではイ・ジョンフ外野手に死球を与えた。

 絶望的な6点差、そして満塁の状況に試合の行方を諦めた多くのファンが席を立ち、スタンドは閑散とした状態へと一変した。惨状を目の当たりにした地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるジョー・デービス氏は「近頃これほどドジャースタジアムが空席になるのは珍しいです。(今日は)月曜日の晩でしたが、非常に多くの観客が集まりました。ですが、現時点では空っぽです。(観客は)もうこりごりなんでしょう」と伝えた。

 さらに、通算204勝を挙げて解説を務めるオーレル・ハーシュハイザー氏も厳しい見方を示している。「(今日は)バドワイザー協賛のワールドシリーズ・レプリカ・トロフィーナイトです。これが多くの人を球場に引き寄せましたが、(ファンは)今晩ワールドチャンピオンに相当する戦いを見ることができませんでした」と嘆いた。最後まで見届けることなく帰路についたファンの落胆ぶりを代弁するように、苦しい試合を総括した。

【実際の様子】2年連続世界一なのに… 空席が目立つドジャースタジアム

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