“ジャッジ超え”60HRも…「1年だけ」「過大評価」 最強捕手が大不振、米に吹き荒れる批判

HR王&打点王→打率.161&OPS.560の大不振
歴史的活躍が一転、厳しいシーズンを送っている。マリナーズのカル・ローリー捕手は13日(日本時間14日)、右脇腹痛のため10日間の負傷者リスト(IL)に入った。昨季は60本塁打を放つなど、一大センセーションを起こしたものの今季は大不振。米ファンからは「1年だけの選手」「打ち方を忘れた」と批判の声が寄せられている。
2023・2024年も30本塁打以上を放つなど、大型捕手としての確かな地位を築いていたローリー。そして昨季、大ブレークを果たす。開幕からアーチを量産し、8月下旬には捕手のシーズン最多本塁打記録(48本)を更新。9月にはミッキー・マントルの両打ち選手の記録(54本)、ケン・グリフィーJr.の球団記録(56本)をも塗り替えた。
最終的に60発を叩き込み、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を抑えて本塁打王と打点王に輝いた。惜しくもMVPはジャッジに譲ったが、選手会の年間最優秀選手に選ばれるなど、2025シーズンは間違いなくローリーが彩った1年だった。
しかし今季、ローリーのバットから快音が消えた。米国代表として出場したWBCでも14打数無安打に終わると、肝心のシーズンでも凡打の山。今季1号は開幕11試合までかかり、IL入り直前には38打数無安打と悪夢のような日々を過ごした。41試合出場で打率.161、7本塁打18打点、OPS.560とまさかの数字だ。
いったい何が起きているのか。米スポーツ専門局「ESPN」のデータを扱う「ESPN Insights」によると、今季はフォーシームの対応に苦戦しているという。直球で決着した打席のうち、実に42%が三振に終わった。そして打率は.105にとどまり、規定打席に達している打者173人中172位と壊滅的な結果になっていると指摘している。
“最強捕手”との呼び声が、わずか1年で未曽有の大不振。高い期待を背負っているだけに離脱に対してファンも厳しい目を向け、「60本塁打のシーズンから.161への急落は、世代レベルの堕落だ」「過大評価の典型」「怪我:ビーチボールも打てないから」「傷ついたプライドが怪我したんだろ」「いったい何が起きてるんだ」「泣きっ面に蜂」などとコメントが寄せられた。もちろん、離脱を経て復調を願うファンも少なくない。“ビッグダンパー”の復活に期待したい。
(Full-Count編集部)