「来てくれてありがとう」中日32歳に見た“希望” ゼロの呪縛解放で「叫びそうになった」

中日の板山が2打席連発の活躍
■ヤクルト 8ー5 中日(15日・バンテリンドーム)
竜党の鬱憤を晴らす躍動だった。中日の板山祐太郎内野手は15日、本拠地で行われたヤクルト戦に「7番・右翼」で先発出場。痛恨の逆転負けとなったが、4安打5打点の活躍。2打席連続アーチを放った32歳に「最高の仕事人」「かっこよすぎる」と、ファンは希望を託していた。
中日は12日のDeNA戦の9回に1点をとってから得点を奪うことができず、この日のヤクルト戦も5回までスコアボードにゼロが並んだ。初回の無死満塁で得点を逃すと、2回以降も毎回走者を出すもあと1本が出ず。5回を終わり、26イニング連続無得点となった。
悪夢を払拭したのは板山のバット。6回に3号ソロを放ち待望の得点を刻むと、7回2死満塁で迎えた第4打席では、昨季の新人王左腕・荘司宏太投手から右翼席へ4号満塁弾。一時は試合をひっくり返す一発にバンテリンドームは大歓声に包まれた。
4安打5打点と意地を見せた板山にファンは歓喜。SNSには「佐藤輝明が全く打てない荘司からスタンドインできんの何者だよ」「ドラマがある」「これはヤバいです」「何回でも見れちゃう」「中日に来てくれてありがとう」「まさに狂喜乱舞」「電車で叫びそうになった」「中日にいきなり左の強打者現る」「なんで7番なんだよ」とコメントが寄せられていた。
板山は2015年ドラフト6位で阪神に入団。2023年オフに戦力外となり、中日に加入した。中日4年目の今季は、チーム2位の4本塁打を放つなど存在感を放っている。チームは逆転負けで引き分けを挟み4連敗となったが、板山の活躍に“救われた”ファンは多かったはずだ。