渡米後最多8Kも…佐々木朗希の評価真っ二つ 懸念する米記者「強い相手なら痛打」

ハリス記者は評価「今のドジャースに必要なことをやっている」
ドジャースの佐々木朗希投手は、17日(日本時間18日)のエンゼルス戦に先発して、7回4安打1失点、渡米後最多の8奪三振で今季2勝目を挙げた。今季は2勝3敗、防御率5.09。地元紙「カルフォルニア・ポスト」のYouTubeに出演した同紙のドジャース番ジャック・ハリス記者とディラン・ヘルナンデス記者の評価は分かれた。
ハリス氏は「少なくとも今のドジャースにとって必要なことを、彼はやっている。好投してもらう必要もあるが、今のドジャースにとっては安定してイニングを稼いでくれることの方がより重要なんだ。昨季も、投手の故障者が増え始めたときにリリーフ陣への負荷がどんどん増えて、その影響がシーズンを通して尾を引いた。それこそ、ドジャースが避けなければならないことだ」とローテーションを守る“貴重さ”を主張した。
さらに「だから、ドジャースはエリック・ラウアーみたいな投手を獲得した。ブルージェイズでは出だしがかなり悪かったけど、試合を作って長いイニングを投げてくれる信頼があるベテラン投手だ。そして今、はじめてロウキもそういう(投手の)枠に入りつつある。ストライクゾーンで勝負できるようになっているし、速球の制球力も良くなっている。エンゼルス戦では先発投手として(自身にとって)メジャー初となる無四球登板だった」と評価した。
一方でヘルナンデス氏は「もっと強いチーム相手ならストライクゾーンで勝負している球を痛打されるんじゃないかという疑問だ。そして、その答えはイエスだと思う。ドジャースも、ある程度は彼をどこで投げさせるかを調整できるし、どういう使い方をするかも慎重に選べると思う。特定の相手や状況をある程度避けさせるような起用もできるかもしれない。直近2登板(ジャイアンツとエンゼルス)はそこまで強くないチーム相手だった。だから、まだ分からないよ」と慎重な意見を示す。
「ちなみに、コントロールとコマンド(制球力)は別物だよ。コントロールは、ストライクゾーンに投げ込めて四球を出さないこと。コマンドは、そのゾーン内の狙った場所に投げ分けられることだ。彼は、若い頃は(ゾーンの)両サイドへ正確に投げ込める部類の投手だった。でも今はその能力を少し失っている。今ドジャースがやっているやり方が、長期的に見て必ずしも正しいのかどうかは分からない」とも。メジャー2年目となった24歳の今後の投球が注目される。
(Full-Count編集部)