大谷翔平、戻ってきた“定位置” 5度目MVPは濃厚か…低調一転「3.4」の脅威

ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

「ベースボール・リファレンス」版のWARは3.4でMLB1位

【MLB】ドジャース 5ー4 パドレス(日本時間20日・サンディエゴ)

 ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地パドレス戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数2安打1四球の活躍で勝利に貢献した。一時は不振だった打撃でも4試合連続マルチ安打と復調気配。MVP投票で重要視される勝利貢献度「WAR」はメジャートップに浮上した。

 大谷の勢いが止まらない。初回の第1打席で左翼線へ技ありの二塁打を放つと、8回にも左腕モレホンから一打。シングルヒットでもおかしくない打球だったが、ヘルメットを脱ぎ捨てて激走。見事に二塁まで到達した。

 今季の大谷といえば、打者としてはなかなか調子が上がらなかった。一時は25打席連続ノーヒットと不振で、4月下旬からは12試合ノーアーチと苦しむ時期が続いている。それでも、5月12日(同13日)からの7試合では23打数12安打の打率.522、1本塁打9打点、OPS1.543と完全に復活している。

 打者としての勝利貢献度WAR(ベースボール・リファレンス版)は1.5まで積み上げ、実は村上宗隆内野手(ホワイトソックス)に並んだ。何より今季の大谷はピッチャーとして凄まじい。7試合に投げて3勝(2敗)、防御率0.82、50奪三振。WARも1.9を記録している。投打合計のWAR3.4はボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)の3.3を上回り、ついにメジャー1位に立った。

 大谷は過去に2021、2023、2024、2025年とMVPを受賞している。通算5回目となれば、歴代最多のバリー・ボンズの7回にまた近づく。いくら不調の時期があろうとも、気づけば球界最高の位置まで来るのが、スーパースターたる所以だろうか。

(Full-Count編集部)

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