ビシエドが電撃引退…球団発表、異例の決断も「素晴らしい時間」 中日にも感謝「特別なもの」

中日とDeNAでプレーし、NPB11年間で1040安打&142HR
DeNAは24日、ダヤン・ビシエド内野手が引退を決断したことを発表した。シーズン中の引退発表は異例。球団を通してビシエドは「日本でプレーできたことは、自分の野球人生にとって素晴らしいものとなりました。これだけ長くプレーできたことに、とても満足しています」と感謝の思いを届けた。
NPB通算11年間で1022試合に出場し、1040安打、142本塁打561打点、打率.286をマークしたビシエドがユニホームを脱ぐ決断をした。24日に本拠地で行われたヤクルト戦の7回、代打で出場し現役最後の打席へ。結果は空振り三振も球場は温かい拍手に包まれた。
ホワイトソックス時代に有望株として注目されたビシエドは、メジャー通算66本塁打の実績を引っさげて2015年オフに中日に加入した。広い本拠地球場でも好成績を残し、2018年には打率.348&178安打で打撃2冠。同年と2019年には一塁部門でゴールデン・グラブ賞にも選ばれた。
2024年シーズンからは国内FA権の取得条件を満たし、日本人選手扱いとなるも、結果が残せずに同年限りで中日を退団。昨年はメキシカン・リーグでプレーしていたが、シーズン途中の7月にDeNAに電撃加入した。古巣・中日から一発を放ち、12球団本塁打を達成するなど43試合で打率.259、2本塁打をマーク。オフに再契約が発表された。今季は20試合に出場し、打率.259、1本塁打6打点の成績だった。
「エル・タンケ」(スペイン語で戦車の意味)の愛称を持つ、誰からも愛された37歳の助っ人。ユニホームを脱ぎ、第2の人生を歩む。
球団が発表したビシエドのコメントは以下の通り。
「日本でプレーできたことは、自分の野球人生にとって素晴らしいものとなりました。レベルが高いリーグでこれだけ長くプレーできたことに、とても満足しています。ベイスターズファンの皆さんがいつも大きな声援を送ってくれたことに感謝していますし、チームの皆さんにも再び日本に戻ってくる機会を与えてくださったことを感謝しています。
そして、ドラゴンズの関係者にも感謝を伝えたいです。ドラゴンズで過ごした時間は、自分の野球人生において本当に素晴らしいものとなりました。いつも私のことを信頼してサポートしてくれたので、自分にとっても自分の家族にとっても、特別なものとなりました。皆さんのサポートがあったおかげで、ここまで日本でプレーを続けることができました。
最後に、日本で私に携わってくれた全ての皆さんに心から感謝を伝えたいです。残念ながらこのような形で日本でのプレーを終えることになりましたが、本当に素晴らしい時間を過ごすことができ、嬉しく思います。今まで応援していただき、ありがとうございました」