ド軍に最強左腕が加入? 6勝ロブレスキーも“駒”に…3連覇へ、期待される超大型トレード

タイガースのタリク・スクーバル【写真:ロイター】
タイガースのタリク・スクーバル【写真:ロイター】

スクーバルは2年連続でCY賞獲得も…左肘の遊離軟骨除去手術で離脱中

 メジャーリーグは開幕から約2か月が経過。好調のチームもあれば絶不調の球団も。“期待外れ”な結果が続いているのが、タイガースだ。28日(日本時間29日)時点で22勝35敗、ア・リーグ中地区5位に沈んでいる。苦境とあってエースのタリク・スクーバル投手の放出説が再燃。そして移籍先の有力候補に挙がっているのがドジャースだ。

 米メディア「ジ・アスレチック」は「もしタイガースがタリク・スクーバルをトレードするなら、MLB全チームとのマッチアップはどうなるか」との見出しで、元GMのジム・ボウデン氏による分析記事を寄稿した。同氏はタイガースについて「現在の順位を考慮すると、タイガースのフロントオフィスは、8月3日(同4日)のトレード期限において買い手ではなく売り手になるシナリオの計画を始めるべきだ」と提言。そして、今オフにFAとなるスクーバルを放出すべきとした。

 2年連続でサイ・ヤング賞に輝く現役最強左腕は、5月上旬に左肘の遊離軟骨除去手術を受けて離脱中ではある。しかし、最先端治療により早期復帰も見込まれており、ワールドシリーズ制覇を狙うコンテンダーからしてもやはり喉から手が出る存在だ。レンタル移籍になるとはいえ、タイガースも放出によって優秀な有望株を複数獲得できるメリットもある。

 ボウデン氏は30球団のチーム状況を整理し、有力な移籍先を7球団選定。1位に据えたのが、ワールドシリーズを連覇しているドジャースだった。「10月のローテーションにスクーバル、ヤマモト、オオタニ、スネル、グラスノーが並ぶところを想像してみてほしい。恐ろしい!」と評価し、ドジャースはスクーバルを獲得するための“資源”もあると分析する。

 今季開幕前にMLB公式サイトが選出したファーム組織ランキングで、ドジャースは30球団中2位の評価を受けた。複数のトップ・プロスペクトを抱えており、ボウデン氏は「メジャーのロースターからジャスティン・ロブレスキーかエメ・シーハンのいずれかを提供し、さらにザイア・ホープ、ホスエ・デ・パウラ、エドゥアルド・キンテロといった外野のトッププロスペクトの1人を提示することができる」と、圧倒的な対価を積むことができると見る。

 実際、昨オフにもドジャースがスクーバルを狙っていると報じられており、1998~2000年のヤンキース以来となる3連覇を本気で目指すのであれば、確かに理にかなった補強でもある。果たして本当にスクーバルが放出されるのか。そしてその移籍先はドジャースになるのか、はたまた……。今後の動きにも注目したい。

(Full-Count編集部)

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