村上宗隆、すでに“年俸26億円分”の働き たった55試合でホ軍お買い得…覆した低評価

Wソックス・村上宗隆【写真:ロイター】
Wソックス・村上宗隆【写真:ロイター】

1億ドル以上の契約が予想されたが2年3400万ドルで移籍

 ホワイトソックスの村上宗隆内野手は28日(日本時間29日)時点で、20本塁打と41打点のリーグ2冠でトップに立っている。昨オフのFA市場では意外な低評価を受け、2年3400万ドル(約54億円)という格安の契約での移籍となったが、開幕から猛打を発揮。シーズン序盤にして、球団は“投資分”を回収できたようだ。

 NPBで史上最年少3冠王と圧倒的な打棒を発揮し、昨オフのFA市場でも高評価を受けていた村上。複数の米メディアが1億ドル(約157億円)以上の契約を予想した。しかし、三振率の高さやコンタクト能力などが疑問視され、オファーが届かなかった。その中で、低迷中のホワイトソックスと2年契約を結んだ。

 そしていきなり大活躍する。メジャーデビューから3試合連発を飾り、一時の不振を乗り越えて4月中盤には4試合連続アーチを記録した。3、4月だけで12本塁打をマーク。5月になってもハイペースで本塁打を量産し、27日(同28日)のツインズ戦ではア・リーグ最速で20号に到達した。6月を前にしての20本塁打は新人史上初、開幕55試合での20号は球団3人目の偉業だった。

 米データサイト「ファングラフ」では、勝利貢献度を示すWARに基づいて独自の「評価年俸」を算出している。村上は27日の試合終了時(55試合時点)で打率.240、20本塁打40打点、OPS.936をマークし、WAR2.0を稼いでいる。FA市場の相場が「1WAR=800万ドル以上」とされており、村上はすでに1630万ドル(約25億9000万円)分の働きをしていると評価された。

 契約情報をまとめる「Cot’s Baseball Contracts」によれば、村上の今季年俸は1600万ドル(約25億5000万円)とされ、シーズンの3割を消化した段階で、年俸以上の活躍をしていることになる。28日(同29日)には適時二塁打を放ち、リーグ2冠に浮上。開幕前の低評価を、自らのバットで払拭している。

(Full-Count編集部)

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