577億円軍団が「最大の敗者」 大型補強も“不発だらけ”…銀河系軍団が直面する現実

  • MLB
  • 2026.05.29
メッツナイン【写真:ロイター】
メッツナイン【写真:ロイター】

「ブリーチャー・レポート」が開幕2か月時点の「最大の敗者」に選出

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は28日(日本時間29日)、開幕から2か月が経過した時点での「最大の勝者と敗者」を発表した。今季ワールドシリーズ制覇を目標に掲げていたメッツが敗者の1つに選出されている。現在ナ・リーグ東地区最下位に沈み、得失点差-29はナ・リーグで3番目に悪い数字だと厳しい評価を下した。

 メッツはこのオフも大型補強を敢行。3年1億2600万ドル(約200億6700万円)でボー・ビシェット内野手を補強したが、大型ショートストップは打率.225と低迷。3年5100万ドル(約81億2200万円)で加入した守護神候補のデビン・ウィリアムズ投手も防御率6.00と大苦戦している。トレード補強したマーカス・セミエン内野手も完全に不発の状況だ。

 既存の主力や若手も苦しんでいる。フランシスコ・リンドーア内野手は左ふくらはぎを痛めて1か月以上離脱しており、離脱前のOPS+も平均以下の93だった。ナ・リーグ新人王の有力候補だったノーラン・マクリーン投手も11先発で防御率4.40にとどまっている。フアン・ソト外野手がMVPトップ5入りも有力視される驚異的な活躍を見せるなか、孤軍奮闘となっているのが現状だ。

 同メディアのティム・ケリー記者は、ワイルドカードの枠が3つあるとはいえ、「取り巻くチーム状況では、ポストシーズン進出の兆しはほとんど見られない」と指摘する。その上で、もし進出を逃せば「カルロス・メンドーサ監督が職を失うだけでなく、デビッド・スターンズ編成本部長の立場も危うくなる可能性がある」。総年俸3億6250万ドル(約577億円)を誇りながらも、苦しい2か月を過ごしたメッツ。果たしてここから復調できるだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY