米国で覚醒した元NPB右腕…識者が絶賛「圧倒的に最高」 335億円男を超えるFA契約の価値

  • MLB
  • 2026.06.02
レイズのニック・マルティネス【写真:ロイター】
レイズのニック・マルティネス【写真:ロイター】

ア東地区首位のレイズで躍動…ニック・マルティネス

 レイズのニック・マルティネス投手が今季、驚異的な安定感を見せている。日本球界でのプレー経験も持つベテラン右腕に対し、米メディアは今オフの契約について「ひそかに良かった契約」「圧倒的に最高」と最大級の賛辞を送っている。

 米放送局「MLBネットワーク」の公式X(旧ツイッター)は、「ニック・マルティネスはこのオフ最も目立たなかった契約か」とのキャプションを添えて動画を公開。番組内でジョエル・シャーマン記者は「FA契約に関してはここまで圧倒的に最高なのはニック・マルティネス。彼の防御率(1.62)はメジャー3位だ」と絶賛した。

 さらに同記者は「この男は地区首位のレイズのエース」と強調。さらに「オフにFA契約した投手で彼の次に防御率がいいのはディラン・シース(ブルージェイズ、同3.05)だが、22位だ」と語った。ちなみにシースは7年2億1000万ドル(約335億3900万円)契約をオフに結んでおり、5月25日(同26日)には左ハムストリングの痛みで15日間の負傷者リスト入りとなっている。

 35歳のマルティネスは今年2月にレイズと1年1300万ドル(約21億円)の契約を結んだ。メジャーリーグ基準では格安に入る金額だが、低予算で編成しているチームにおいては最高年俸。期待がかかるなか、契約額以上の働きを開幕から見せ、今季は11試合に先発して5勝1敗、計7登板でクオリティスタート(6イニング以上を投げて自責点3以下)を記録し、2失点以上は1度もない。

 2014年にレンジャーズでメジャーデビューを果たしたマルティネスだが、4シーズンで通算17勝30敗、防御率4.77と苦しみ、2018年に日本へ渡った。日本ハムやソフトバンクでプレー。日本での4年間では63試合に登板し、21勝22敗、防御率3.02だった。

(Full-Count編集部)

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