ド軍右腕の“無謀チャレンジ”にLA実況苦言「!?」 204勝OBも指摘「もうさせない」

Dバックス戦に登板したドジャースのカイル・ハート【写真:黒澤崇】
Dバックス戦に登板したドジャースのカイル・ハート【写真:黒澤崇】

モレノにカウント0-2から投じたスライダーの判定を巡って「ABSチャレンジ」

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間3日・アリゾナ)

 ドジャースは2日(日本時間3日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に臨んだ。大谷翔平投手の2点三塁打などで試合を優位に進めたが、7回に反撃を受けた。窮地を招いたカイル・ハート投手にLA実況は苦言を呈している。

 7回に2点の追加点を奪い、4点リードで迎えたその裏にハートがマウンドへ上がった。今季18登板で防御率1.00と安定感抜群の28歳だったが、先頭のマルテをフルカウントから四球を与えると、1死からモレノを迎えた。

 2連続でボールとなり、3球目だった。スライダーが高めに抜けて判定は再びボール。しかし、ハートは「ABSチャレンジ」を申請した。ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況を務めるジョー・デービス氏が「Ohhh!!! 投手チャレンジですか!?」と驚くと、呆れながら「Oh……ボールだと思います……」と続けた。

「ABSチャレンジ」は一番間近で見ているキャッチャーが申請することが多く、投手によるリクエストは少な目。果たして結果は、やはり大きく外れておりボールだった。解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「今年最後の投手チャレンジでしたね(もう投手にチャレンジをさせないでしょう)」「彼ら(投手)のチャレンジ成功率は(打者と捕手と比べて)最も低いです」と厳しく指摘した。

 デービス氏は「(ベンチは)この(状況で)チャレンジを使用することに満足しているかわかりませんね。(成功していたとしても)3-0が2-1になるだけですから」と、そもそも申請する必要があったのかと疑問視。「ABSチャレンジ」は2度の失敗しか許されず、貴重な権利でもある。

 ハートは結局、モレノにストレートの四球を与えると、続くアレナドに2点二塁打を浴びた。その後、三振、四球としたところで降板。代わったクラインが満塁のピンチから押し出し四球を与えて1点差に迫られるも、どうにか凌いだ。

【実際の映像】ハートの“無謀”なチャレンジ 実況解説“苦言”のシーン

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