大谷翔平、打率3割復帰の裏側 構えのデータ化も「数字だけではズレる」…一問一答

試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】
試合後の取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:上野明洸】

6回2安打無失点で6勝目、3安打2四球で打率.301

【MLB】ドジャース 7ー0 Dバックス(日本時間4日・アリゾナ)

 ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・投手」で投打同時出場し、今季6勝目を挙げた。6回2安打無失点と好投。バットでは4打数3安打2四球で打率.301。1試合5出塁を記録し、チームの大勝に貢献した。試合後の一問一答は以下の通り。

――登板を振り返って。
「前回よりは良かったかなと。すごく良い、良かったかちょっと分からないですけど、少し振り返りながら、前回よりは全体的には良かったんじゃないかなと思います」

――前回より良くなった要因は。
「体の動き方の違いかなと。ブルペンから良かったですし、1週間の中での修正がしっかりできたのかなと思います」

――打率.301、OPS.941、防御率0.74。誰も成し遂げたことのない数字だ。
「数字のバランス的には非常に。特にOPSに関しては上がってきてるのがいいですし、もう少し出塁寄りに、あー、OBP(出塁率)寄りに偏っている数字ではありますけど、もう少し長打率が上がってきてくれれば、よりベストかなと思います」

――四球が多く出塁が多かったですが、走るエネルギーや投球への影響はあったか。
「マウンドの方が少し暑くは感じたので。でも打席も集中しながら、四球も取って、それが点に繋がっていくというのは、それだけ投球の助けにはなるので。多くの点を取れるっていうことは、それだけ自分にとってもベストなこと。嫌なことはないです」

――投球で好調を維持している。メジャーで一番良い期間が続いていると感じているか。
「まだ5月が終わったぐらいの感じなので。まずは前半終わってみて、どういう感じの数字というか状態なのかなというところで、後半に、また修正できればいいんじゃないかと。今のペースは非常に良いペースを保てていけてるのかなと思います」

――5月中旬のジャイアンツ戦で2日間の休みがあってから、打撃の調子がすごく良くなったように見えます。打席での感覚は戻ってきたと感じているか。
「良いきっかけにはもちろん、なったかなと思いますけど。どちらかというと、その、技術的な面で大きな違いがやっぱりあると思うので。それを継続するのも難しいですし、そこがやっぱり野球の中で一番難しい点かなと思います」

Dバックス戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
Dバックス戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

打撃復調の要因は「立ち方がやっぱり一番」

――明日は1日完全にオフになる。
「基本的にはリカバリーというか、やれることを少なくして、運動量もしっかり抑えて。明日以降の、対戦に備えたいなと思います」

――打撃の技術的な変更というのは。
「立ち方がやっぱり一番。前もずっと言っているんですけど、立ってる時にこうピッチャーがどういう風に見えてるかっていうのが、そこでもうほとんどが決まってると思っているので。そこが一番難しいんですけど、1打席の中でも同じ立ち方をずっとするのも難しいですし、1試合の中でももちろん難しいですし、それを長いシーズンで継続するっていうのは、一番難しいことかなと思います」

――数値化できるデータはどういう役割を果たしているか。
「スタンスの検査だったりとか、どれぐらいオープンで構えているとか、そういうのがデータで出るんですけど、毎回毎回、同じ体の張り具合とか、同じ筋肉のテンションではないので。必ずしも数字上で同じように構えているのでいいということでもないので。その時の状態に少し微調整したものが、やはり中間的な位置に立てたりする時もあるので。数字で見えるものだけに頼っていくと少しずつずれていくので。そこが難しいのかなと思います」

――球速を落として投げる場面もあった。
「全力で投げるところとそうでないところと。ストレートのバリエーションを落とした方が有効な時もありますし、その結果、長いイニングを投げる。できれば7イニング行きたかったですけど、いい点の取り方をしていたので」

――長嶋茂雄さんの一回忌だった。昨日、今日と何か特別な思いなどはあったか。
「どちらかというと、やっぱりピッチングが1週間のリズムの中心にはなってくるので。もちろんバッターで出た時にどうこうはないですけど。長嶋茂雄さんの命日がもちろん大事なことではありますけど、スケジュールの中で管理すべきところは、しっかりピッチングというのが一番メインになってくるかなとは思います」

――2本打たれたのはフォーシームだった。
「良かったとは思ってます。打たれましたけど。1本長打にはなりましたけど、打球が上がってはいないので、リスクも考えながら、ホームランだけは避けながら。投げるべきところには投げてたのかなと。打たれる時もありますし、それはそれで相手の。しょうがないかなと思います」

――打撃で長打も出るようになってきた。
「打ってる球も決して甘いところではないので、その結果その、なかなかホームランにはなってないですけど。でもいい振り方はしてるので。必然的に間を抜けるような打球っていうのが多くなるのかなと思います」

(Full-Count編集部)

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