渡米後最速162キロ「力を入れてなくても…」 佐々木朗希が語る復活の手応え「上がってくる」

試合後、取材に対応したドジャース・佐々木朗希【写真:上野明洸】
試合後、取材に対応したドジャース・佐々木朗希【写真:上野明洸】

エンゼルス戦で7回10K無失点…渡米後“最高”の内容

【MLB】ドジャース 1ー0 エンゼルス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの佐々木朗希投手は5日(日本時間6日)、本拠地エンゼルス戦に先発し、7回を投げて被安打2、渡米後最多となる10三振を奪って無失点に抑える好投を見せた。公式戦での先発で渡米後最速となる100.6マイル(約161.9キロ)を計測。試合後には更なる球速上昇への手応えも明かした。

 初回は100.4マイル(約161.5キロ)を計測し、トラウトとメクラーを三振に仕留めるなど3者凡退。2回には渡米後最速となる100.6マイル(約161.9キロ)を計測して3人を打ち取った。4回までは安打を1本も許さず、フォーシーム、スライダー、スプリットの3球種で相手打線を手玉に取った。元MVPのマイク・トラウト外野手も3打数無安打2三振に打ち取るなど封じ込めた。

 苦しい時期を経て、努力が実ろうとしている。昨年落ち込んだ球速だが、前回登板から初回に160キロ超のボールが出るようになった。更なる球速上昇については「上がってくるとは思いますし。試合の中でも、自分でそこまで力を入れてなくても、99(マイル)ぐらい、出てる時もある。そこはずっと目指してきたところに近づいてきている」とうなずいた。

 昨年に比べ、下半身には筋量の増加が見てとれる。トレーニングを指導するトラヴィス・スミスコンディショニングコーチには「トレーニングも1年目から見てもらって。コミュニケーション的なところだったり、トレーニング以外のところでも、支えてもらってるなとは思ってます」と感謝した。

 昨年は先発で苦戦し、中継ぎに回ってチームを支えた。ただ自分が目指すのは、日本時代のように先発として打者をなぎ倒す姿。ロバーツ監督は「これこそ我々が映像で見た男、そして我々が獲得を願った男だ」と絶賛。遠回りでも、自分の理想に近づいている。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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