元Gマイコラスが14勝目　大量12安打も4失点粘投　チームは1点差守って2連勝

大量7点の援護を受けるも5回以降に失点

　元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が5日（日本時間6日）、敵地ナショナルズ戦に先発し、今季14勝目（4敗）を挙げた。6回2/3を投げて12安打を許したが、なんとか4失点（自責4）止まり。チームは1点差まで詰め寄られたが、7-6で逃げ切って2連勝とした。

　2回までに5点の援護をもらったマイコラスは、2回こそ3者凡退に抑えたが、毎回走者を背負う苦しい展開となった。それでも4回までは無失点。そのまま踏ん張りたかったが、6回にイートンの中堅二塁打で1点を失うと、6回にも1死から2連打で2点目を許した。

　7回は順調に2死まで奪うも、ハーパーに左翼へ安打され、続くレンドンには左翼二塁打で二、三塁のピンチ。ここでマウンドを2番手ハドソンに譲ったが、マイコラスの残した2走者を返すなど4点を奪われ、1点差まで詰め寄られた。

　その後もチームは苦しい展開を強いられたが、救援に転向したカルロス・マルティネスが2イニングを無失点に抑えて1点リードを守って辛勝。2連勝でナ・リーグ中地区優勝争いにとどまった。

（Full-Count編集部）