大谷登板日に欠場…187億円男の“わがまま王様”行動に批判 球団内で燻る不協和音

ロブロ監督に批判の声も…マルテが「ふてくされる」危険性
ダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手が、たびたび自ら休養日を取ることが球団内で物議を醸している。3日(日本時間4日)のドジャース戦で大谷翔平投手が登板する中、欠場してチームは完封負け。米メディアは「自ら休養日を取ることで球団組織内の何人かを苛立たせ続けている」と報じており、総額1億1650万ドル(約187億円)の大型契約を結ぶ主力選手の態度に批判が再過熱している。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が7日(同8日)、ダイヤモンドバックスにおける“不和”を指摘した。マルテは大谷の登板日では出場を回避。しかし翌4日(同5日)には元気にスタメンに復帰し、タナー・スコット投手から劇的なサヨナラ弾を放った。そしてこの休養は、マルテ本人による意向が大きく関わっていると“暴露”された。
地元メディア「アリゾナ・スポーツ」によると、3日の欠場は腰と太もも裏の不安を抱える本人と医療スタッフの判断だったという。しかし、同メディアは昨季も休養日の希望をめぐって揉め、チームメートの反感を買った過去があると明かした。ダイヤモンドバックスはシーズン終了後には複数球団へのトレードを画策したものの、最終的に残留となった経緯がある。
不適切なタイミングでの休養要求はこれまでも問題視されてきた。同メディアのケビン・ジマーマン記者は、2025年のオールスターブレーク直後の欠場騒動に言及している。母国ドミニカ共和国へ帰省していたマルテは、帰りの便に乗らずに「金曜日は休みを取る」と一方的に球団へ通達したという。
マルテは直後に自宅が強盗被害に遭ったことが判明したが、休養の要求は被害を知る前のことだった。さらに、直前のオールスターでは全力プレーを見せていたため、チーム内に静かな不満が広がった。この一連の身勝手な行動が「ダイヤモンドバックスをトレード期限での売り手へと追い込む崩壊の始まりだった」と考える関係者も少なくないそうだ。
大事な時期での欠場は2024年シーズンにもさかのぼる。チームがプレーオフ進出を懸けて争っていたレギュラーシーズン最終盤、残り6試合となった正念場でマルテは突然出場をやめている。最終的にチームはタイブレーカーの差でポストシーズン進出を逃しており、度重なる自己中心的な振る舞いが反感を買う要因となっている。
トーリ・ロブロ監督が強硬姿勢を取っていないとの指摘もあるが、マルテに厳しく接すると「ふてくされたり、自ら閉じこもったりする危険がある」ことから指揮官も“丁重に”扱っている可能性があるようだ。マルテ自身の実力は疑う余地もなく、オールスター選出3回、直近2年連続でシルバースラッガー賞を受賞している。しかし、“王様”の振る舞いが火種として燻っている。
(Full-Count編集部)