通算301発も「臨界点に達した」 19億円男に辛辣評価…打率.195で戦力外危機

通算301本塁打を誇るオズナが事実上の戦力外となる可能性
通算301本塁打を誇るパイレーツのマルセル・オズナ外野手が、厳しい立場に追い込まれている。シーズン開幕前に1年1200万ドル(約19億2500万円)の契約で加入した大砲だが、期待を大きく下回る成績が続き、米メディアからは早くも事実上の戦力外(DFA)となる可能性を指摘された。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「DFAに向かいつつあるMLB選手たちを各球団から1人ずつ選出」と題した記事を掲載。パイレーツからオズナを選出した。
記事では救援右腕デニス・サンタナにも触れながら、「より大きな問題はオズナだ」と指摘。「主力DHでありながら、もはや毎日出場する存在ではない。打率は2割に届かず、長打率もかろうじて3割に達する程度だ」と厳しく評価した。
さらに「このラインアップにいる他のレギュラー陣はほぼ全員が結果を残しているが、打つためだけに雇われている男だけが機能していない」と断言。現時点で即座の対応は難しいとしながらも、「トレード期限までにDHを補強し、オズナを放出する方向へ向かう可能性が高い」と予測した。
地元メディアも手厳しい。パイレーツの地元紙「TribLIVE」のジョー・スターキー氏は「マルセル・オズナの実験は、パイレーツにとって臨界点に達した」と題したコラムを掲載した。
スターキー氏は「パイレーツはあとどれだけ彼を待ち続けられるのだろうか」と疑問を投げかけ、「すでに7試合連続で長打がなく、長打率はリーグのDHの中でも最低レベル」と指摘。打線全体が好調なため問題が目立ちにくかったとしながらも、「いずれ他の打者が失速した時、オズナの不振はさらに重くのしかかる」と警鐘を鳴らした。
ファンの不満も高まっている。10日(日本時間11日)のドジャース戦では大敗の中でブーイングを浴び、スターキー氏は「状況はあまりにもひどく、投球へのチャレンジさえまともにできていない」と皮肉を込めて批判した。
オズナは2023年に40本塁打、2024年にも39本塁打を放った実績を持つ強打者。しかし、今季は打率.195、5本塁打と低迷し、長打力も影を潜めている。昨オフに獲得へ踏み切ったパイレーツにとっては大きな誤算となっており、かつての主砲には厳しい視線が注がれている。
(Full-Count編集部)