佐々木朗希、確実に復活した剛速球「過去の自分から学ぶもことも」 平均球速は2023年と同レベル

フォーシームの平均球速は渡米後最速に…戻りつつある直球
【MLB】Wソックス 8ー2 ドジャース(日本時間13日・シカゴ)
ドジャースの佐々木朗希投手は12日(日本時間13日)、敵地ホワイトソックス戦に先発し、4回1/3を投げて7失点で4敗目を喫した。失点数は日米ワーストとなったが、「そういう日もあると思うので、毎登板毎登板投げていくしかない」と前を向いた。実際、数値的にはポジティブな結果も現れていた。
この日は初回にレギュラーシーズンでの最速を更新する100.7マイル(約162キロ)を計測。直近の登板と同じく球速は出ていた。4回までは先発投手として試合を作ったが、5回に制球を乱してしまい、不本意な結果に終わった。
それでも、フォーシームの平均球速は前々回の登板を上回る今季最速の98.8マイル(159.0キロ)を計測。これはロッテ時代の2023年に記録したフォーシームの平均球速159.1キロとほぼ同じ。同年は15試合で7勝4敗、防御率1.78を記録したシーズン。球速の上限値という面ではまだロッテ時代とは違いがあるものの、佐々木の代名詞でもある剛速球は、確かに戻ってきている。
佐々木は試合後、「スピード自体はいい方だった。だだ、全体的な変化球を含めたところでまだまだ。バッティングの調子のいいチーム相手に投げ切れないとこういう結果になる。真っすぐももっとよりよいものを求めていきたい」と振り返った。
メジャー2年目。環境にも徐々に慣れ、今季はウエートトレーニングも重点的に行って体重が増加したこともパフォーマンスアップにつながっている。コナー・マクギネス投手コーチ補佐は佐々木の成長について「彼は本当にものすごい努力を重ねている。特にストレングススタッフやトレーナー、彼の周囲のグループが、リカバリーや休養をうまくサポートしてくれています」と話す。
フォームについては、キャッチボールの時から必ずトレーナーの大久保研介氏、理学療法士の伊藤憲生氏が横についてスピードを計測。動作のチェックを欠かさず行っている。
佐々木は「機能的なことだったり、技術的なところをこうより明確にして。波がないように自分でちゃんと理解して再現性を高めるように練習してきている。過去の自分から学ぶもこともありますし、新しく変わっていることもある」。シーズン序盤の投球内容も影響して防御率は4.76だが、投げるボールは確実に変わりつつある。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)