山本由伸の前に手も足も出ず…1安打後にベンチは「勝った雰囲気」 敵軍から漏れた本音

由伸打ちのピーターズ「強い打球が正面を突いてしまうこともあった」
【MLB】ドジャース 7ー1 ホワイトソックス(日本時間14日・シカゴ)
ドジャースの山本由伸投手が13日(日本時間14日)、敵地でのホワイトソックス戦に先発登板し、8回1/3を投げて1安打1失点の快投で今季7勝目を挙げた。9回に被弾して大記録こそ逃したものの、圧倒的な支配力を見せつけた。手も足も出なかった相手陣営からは、「対戦したなかで最高の投球だった」と手放しの称賛が送られている。
序盤からストライクを先行させ、アウトの山を築いた。前回登板から続く連続アウトを45まで伸ばし、8回2死まで1人の走者も許さない完全投球を継続。その後、ベッツの失策により完全試合の可能性は消滅したが、ノーヒットノーランの期待を背負って9回のマウンドへ向かった。しかし、先頭打者にソロ本塁打を浴びて快挙は幻となった。
凡打の山を築かれたホワイトソックスは、文字通り手も足も出ない状態だった。地元放送局「シカゴ・スポーツネットワーク」によると、ウィル・ベナブル監督は「対戦したなかで最高の投球だった。打てる球があまりなかった」と脱帽。「ストライクを投げまくったうえ、コースの隅を突いていた。何度か強い打球があったが、正面にいってしまった。素晴らしい投球だった」と最大級の賛辞を送った。
地元紙「シカゴ・サンタイムズ」によれば、9回に意地の一発を放ったトリスタン・ピーターズ外野手は「強い打球が正面を突いてしまうこともあった。これも野球だ」と振り返った。ミゲル・バルガス内野手は「ベンチは、まるで私たちが試合に勝ったような雰囲気だったよ。どうしても私たちはヒットを必要としていた」と大記録回避の安堵を吐露。「きょうは彼の日だった。称えたい」と敵軍も素直に白旗を掲げていた。
(Full-Count編集部)