「最近それしか聞かれてない」!? ロッテ岩下が欅坂46を登場曲に使うワケ
欅坂46の「Over ture」を登場曲に使い話題に、その理由は…
今、12球団で最も盛り上がる場面と言っていいかもしれない。本拠地ZOZOマリンスタジアムでの登板時の登場曲としてロッテ・岩下大輝投手が使用している欅坂46の「Over ture」が話題を呼んでいる。
この登場曲が流れると、ロッテファンが音楽に合わせて「オ~オ~オ~」の大合唱で岩下を送り出し、球場全体が大きな盛り上がりを見せる。SNS上でも「みんなで歌うとカッコいい」、「凄く良かった!!」と好評だ。岩下は「最近それしか聞かれていないです(笑)」と話すなど、ファンだけでなく、多くの記者たちからも注目を集めているようだ。
『Over ture』を登場曲に選んだ理由について岩下は「歌自体を聞かない派なので、基本はなんでも良いと思っていました」とのことだが、「たまたま欅さんのアルバムを買ったときに、最初にこれが良いなと思いました」と明かす。
ファンも盛り上がりやすいということに加え、一度聞いただけで耳に残るという特徴がある。ファンが盛り上がることも考えて選んだのかについては、「横浜DeNAの山崎さんの登場曲がかっこいいなと思ったので、そういう理由で選んだのかもしれないです」と説明。“ヤスアキJUMP”でおなじみの横浜DeNA山崎康晃投手の登場曲を参考にしたという。
阪神・藤川球児投手の「every little thing every precious thing」(LINDBERG)、DeNA・山崎康晃投手の「Kernkraft400」(Zombie Nation)などが球場内に流れると、独特な空間が作られ、ファンは大声援を送り、選手は気持ちを高める。
「次に僕が心に響く曲が出てくるまで変えないと思います」と話す岩下もポジションを確立し、1軍のマウンドで2、3年活躍すると、藤川、山崎のような球場全体を支配する日がやってくるかもしれない。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)