大谷翔平の“せいで”…24歳天才に無冠の危機 米メディア同情の声「オオタニを除けば」

  • MLB
  • 2026.06.17
カブスのピート・クロウ=アームストロング【写真:ロイター】
カブスのピート・クロウ=アームストロング【写真:ロイター】

米専門メディアが「大谷を除いた場合のMVP」を分析

 ドジャースの大谷翔平投手がナ・リーグMVP争いで圧倒的な存在感を放つ中、対抗馬となる若き逸材への同情の声が上がった。米野球専門メディア「Just Baseball」は公式X(旧ツイッター)を更新し、大谷を除いた場合のMVP候補について言及。攻守に躍動するカブスの“PCA”ピート・クロウ=アームストロング外野手のパフォーマンスを大絶賛し、異次元の活躍を続ける大谷の陰に隠れる現状を伝えた。

 同アカウントが「ショウヘイを含まなかったら、今だれがMVPを獲るでしょうか」とのキャプションで動画を公開し、独自の視点で分析した。打者の中で最有力候補として挙げられたのが、クロウ=アームストロングだ。16日(日本時間17日)に“リバースサイクル”を達成した24歳のWBC米国代表は、31本塁打&35盗塁を達成した昨季に続き、今季も好成績をマークしている。

 PCAは打撃だけでなく、守備や走塁でも高い評価を受けている。負担が大きく高い身体能力が要求される中堅手として、プラチナ・グラブ賞に選出されるペースで好守を連発していると指摘。その貢献度はセイバーメトリクスの指標であるWARにも表れている。ジェームズ・ウッド外野手(ナショナルズ)やカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)らを抑え、両リーグトップクラスの数字だ。

 MVP選出に対する基準は明確だ。米識者はア・リーグを引き合いに出し、「私がMVPを探すとき、基準はリーグで最高のオールラウンドな打者です。単に最高の打者ではありません」と説明した。例として、ヨルダン・アルバレス外野手(アストロズ)が打撃で上回っても、超一流のスピードと守備を持つボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)の方がオールラウンドなプレーができ、WARが高いことを挙げた。

 批判的な意見を持つファンに対するメッセージも発信された。「彼らはコメント欄で声高に主張するでしょうが、数字は嘘をつかない」とデータを根拠に反論。「オールラウンドなプレーぶりを見ると、ここまではPCAがナ・リーグで最も貴重な選手です。ユニコーンのショウへイ・オオタニを除けば」と締めくくった。大谷という存在がいなければ間違いなくMVPに輝く若き才能に、最大級の賛辞が送られた。

(Full-Count編集部)

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