大谷翔平が「スペシャル」ゆえ…ド軍が抱える“呪い” 指揮官も困惑「メンタルに影響」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ベッツは2番で打率.149&OPS.430、4番では打率.291&OPS.869

【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間28日・サンディエゴ)

 見えない重圧があるのだろうか。ドジャースの1番に座る大谷翔平投手の後を打つ打者が軒並み苦戦しており、ファンからは“呪い”とまで呼ばれている。これに対し、デーブ・ロバーツ監督が27日(日本時間28日)の試合前会見で言及。重圧によるメンタルへの影響や、打順変更で復調した選手の起用法について語った。

 大谷の異次元のパフォーマンスが、次打者にプレッシャーを与えているのかもしれない。ロバーツ監督は、次打者の選定が難しい理由について「とても妥当な質問だ。その質問に対する答えはわからない」としつつも、「ネクストバッターズサークルで、あの男が打席でスペシャルな活躍をしている姿を見れば、メンタルに影響することは想像に容易いことだ」と見解を示した。

 実際に、その影響を如実に表しているのがムーキー・ベッツ内野手の成績だ。今季、2番に入った11試合では打率.149、1本塁打、OPS.430と極度の不振に陥っていた。しかし、大谷と離れた4番に座った26試合では打率.291、6本塁打、OPS.869と本来の打棒を取り戻しつつある。

 指揮官もベッツの復調について「4番に変わった途端打ち始めたことは本当だ」と認めている。「彼の心境がどう変わったのかわからないから、それは彼に聞いてくれ。でも、スイングがよくなり始めたのは事実だ」と打席での変化を評価。今後の起用法については「今の打順に満足している。率直に言うと、4番か5番で起用するだろう」と明言し、打順を戻す考えはないとした。

 米データ会社「StatMuse Baseball」が運営するX(旧ツイッター)アカウント「DodgersMuse」が先日、「もうここまでくると、ドジャースの2番打者には呪いがかかっていると本気で思う」としてドジャースの2番打者の成績を列挙。ベッツだけでなく、アンディ・パヘス外野手やフレディ・フリーマン内野手も成績が下降している現実がある。最適解が見つからない現状に、ロバーツ監督は「でも、誰かが打たないといけないね!」と笑い飛ばした。チームの浮沈を握る難題の行方に、今後も熱視線が注がれそうだ。

(Full-Count編集部)

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