1日で“大谷超え”…引退した元HR王が5.7億円荒稼ぎ まだ残る巨額契約の皮肉

デービス氏は2037年まで毎年後払い金を受け取る
毎年話題になる“季節”がやって来た。元オリオールズのクリス・デービス氏が1日(日本時間2日)、後払い契約により350万ドル(約5億6900万円)を手にした。今季のドジャース・大谷翔平投手の年俸200万ドル(約3億2500万円)を上回る逆転現象に、米メディアやデータ会社からは驚きや皮肉の声があがっている。
デービス氏は現役時代に2度の本塁打王に輝いたが、2016年に7年1億6100万ドル(約262億円)の大型契約を結んだ後は不振に陥った。地元紙「ボルティモア・サン」のジェイク・カウデラー記者は「デービスは現役最後の4年間でアメリカの代表的な記録サイト『ベースボール・リファレンス』によると、 合計-5.8WARを叩き出し、その期間わずか54本塁打に終わった」と指摘している。2021年途中に引退したものの、契約には巨額の後払いが含まれていた。
契約満了後も支払いは続く。2023年から2032年までは毎年7月1日に350万ドル(約5億6900万円)を10回、2033年から2037年までは毎年7月1日に140万ドル(約2億2800万円)を5回に渡って支払われる。球界の顔である大谷の年俸を、すでにユニホームを脱いだ元選手が上回る金額を手にし続けるという特殊な事情が生み出した矛盾といえる。
この事実に対し、同紙は「元オリオールズ一塁手のクリス・デービスにとって(きょう)はいい1日だった」と伝えた。地元ラジオ局のジェリー・コールマン記者も「この男がきょう笑っているのには、いい理由がある」と皮肉交じりに言及。米データ会社コーディファイ・ベースボールは「まだ2800万ドル(約45億5100万円)残っている」と伝えており、巨額の契約が波紋を広げている。
(Full-Count編集部)