大谷翔平、月間MVPの“現実度” 6月は8HR&OPS1.091も…24歳最強ライバルに軍配か

ドジャース・大谷翔平(右)とカブスのピート・クロウ=アームストロング【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(右)とカブスのピート・クロウ=アームストロング【写真:ロイター】

PCAは6月16日のロッキーズ戦で“リバースサイクル”を達成

“ミスター・ジューン”の本領を発揮した。ドジャース・大谷翔平投手は6月に打者として24試合に出場し、打率.333、8本塁打19打点、OPS1.091の好成績を残した。自身3度目となる、6月度の月間MVPはあるのか。ライバルの状況を踏まえて検証してみよう。

 大谷は2021、2023年に6月の月間MVPを受賞している。月別の通算成績でも打率.319、70本塁打、出塁率.416、長打率.713はいずれも自己最高と、6月がいかに得意なのかよくわかる。

 今季序盤は低調で、5月には自己ワーストとなる25打席連続ノーヒットと苦しんだが、5月下旬から状態を上げ、やはり6月に入って好成績を残した。月間打率.333はリーグ9位、8本塁打は6位タイ、OPS1.091は4位に位置づけられている。

 十分すぎる打撃成績だが、今年に関してはライバルに軍配が上がりそうだ。最有力は“PCA”ことカブスのピート・クロウ=アームストロング外野手だ。打率.381&11本塁打&出塁率.468は2位、OPS1.249は圧倒的1位。15日(同16日)のロッキーズ戦では、本塁打→三塁打→二塁打→単打による“リバースサイクル安打”の快挙を達成した。インパクトという点でも一歩抜きんでている感がある。

 他の候補者としては、月間最多13本塁打のハンター・グッドマン捕手(ロッキーズ)、打率.400&出塁率.591でPCAを上回ったオニール・クルーズ外野手(パイレーツ)、11本塁打&OPS1.128のルイス・ガルシア内野手(ナショナルズ)らが挙げられ、それぞれ鮮烈な活躍を見せた。

 大谷を含めた選手らを比較すると、やはり際立つのはPCAか。月間MVPではあまりWAR(勝利貢献度)は重視されないが、PCAは6月だけでWAR3.1(ファングラフス版)を荒稼ぎした。大谷に肉薄しており、シーズンMVPという意味でも脅威の存在になるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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