吉田輝星、ぼう然… 中1日で2戦連続敗戦投手「全然ダメだった。申し訳ない」

台湾戦で救援登板した侍ジャパンU-18代表・吉田輝星(左)【写真:Getty Images】
台湾戦で救援登板した侍ジャパンU-18代表・吉田輝星(左)【写真:Getty Images】

95球を投げた韓国戦から中1日で4回から登板

 宮崎市内で行われている「第12回 BFA U18アジア選手権」は7日、大会4日目を迎え、決勝進出をかけたスーパーラウンドが行われた。大会史上初となる2大会連続優勝を狙った侍ジャパンU-18代表は、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎でチャイニーズ・タイペイと対戦し、1-3で敗戦。オープニングラウンドから引き継がれた韓国戦の1敗を加えて2敗となり、決勝進出の可能性が消滅した。

 スクランブル登板となった吉田が痛恨の2点を失った。4回の攻撃で同点に追いつくと、先発の柿木のあとを受けて4回からマウンドへ。95球を投げた5日の韓国戦から中1日でのリリーフ登板で決勝点を奪われた。中前安打などで2死一、二塁から8番のツェン・チュアンシェンに左前適時打。9番のクォ・ティエンシンには三塁へのセーフティーバントを決められ、これが適時内野安打に。この回2点を奪われ、勝ち越しを許した。

 その後は無失点に抑え8回まで投げ続けたが、味方打線がわずか2安打に終わって反撃できず。韓国戦に続く負け投手となった吉田は試合後、「台湾がというよりも、自分のピッチングが全くできなかった。ストレートも、変化球も全くダメだったので、自分の問題だと思います。2試合とも全部自分が潰している。申し訳ないと思っています」と語り、肩を落としていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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