佐々木朗希へド軍監督が注文「自信を失うな」 3回KOも…くせを読まれた可能性を指摘

「球種を相手に読まれるような癖を出していたのかを分析する」
【MLB】ドジャース 12ー7 パドレス(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースの佐々木朗希投手は2日(日本時間3日)、本拠地でのパドレス戦に先発登板したものの、今季最短となる3回を投げて3被弾を含む7安打6失点と大乱調で降板。5月23日(同24日)のブルワーズ戦以来、1か月以上勝ち星から遠ざかる手痛いKOとなった。試合は6点差をひっくり返す逆転勝利を収めたが、デーブ・ロバーツ監督は試合後、苦しむ若き右腕へ向けて注文と期待の言葉を口にした。
試合後の会見に臨んだデーブ・ロバーツ監督は「結果的に勝利につながった点については一安心しているが、試合の入り方を含め、想定外の展開だった」と序盤の大量失点に苦渋の表情を浮かべた。
佐々木は初回にマチャドに2ラン、2回にはメリルにソロ、クロネンワースに3ランを浴びるなど、パドレス打線に完全に打ち込まれた。指揮官はこの大乱調の背景について、「相手打線は、こちらの投じるあらゆる球種に対して完璧にタイミングを合わせてきているように見受けられた」と指摘。「彼が球種を相手に読まれるような癖を出していたのかどうか、一度深く分析を行う予定だ」と、投球の癖をパドレス陣営に見破られていた可能性を示唆し、早急な検証を行う意向を明かした。
また、ここ2試合ほど指摘されているストレートの球速低下と、それに伴う「空振りの減少」や「被ハードヒット率の高さ」についても言及。ロバーツ監督は「個人としては、ストレートの球速自体が直接的な原因であるとは考えていない。背景には球速以外の別の変数が影響しているのだと見ている」と語り、技術面や配球を含めた複合的な要因のあぶり出しを急ぐ姿勢を見せた。
1か月以上、4勝目が遠のいている佐々木だが、ロバーツ監督の信頼と期待が揺らぐことはない。指揮官は「とにかく自信を持ち続けてほしいと考えている。彼は4月、5月と素晴らしい活躍を見せてくれた選手。まずは勝負の場に戻り、一球一球を丁寧に組み立てていくことに集中してもらいたい」と熱いエールを送った。
さらに、来週の次戦についても「予定通り先発登板させる」と明言。「この困難な状況を打破するために戦い続けることは、今後に向けた非常に価値のある経験になると捉えている」と語り、首位を独走するチームを支える一員として、自らの力で壁を乗り越えることを強く求めた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)