大谷300号直後…LA放送“17秒”沈黙 目の当たりにした打球「まるで飛行機の離陸」

初回の第1打席でメジャー通算300本塁打となる先頭打者アーチ
【MLB】ロッキーズ 4ー3 ドジャース(日本時間8日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で、2試合連発となる今季20号の先頭打者弾を放ち、メジャー通算300本塁打の偉業を達成した。驚愕の弾道を描いたメモリアルアーチに対し、地元放送局の実況席は長時間の沈黙で余韻を演出。「まるで飛行機の離陸ようでした」などと大絶賛している。
歴史的な一発はファーストスイングで決まった。初回無死、エンゼルス時代に同僚だった相手先発ローレンゼンがカウント2-0から投じた真ん中付近のシンカーを強振した。打球速度112.2マイル(約180.6キロ)、飛距離409フィート(約124.7メートル)、角度19度を記録。ぐんぐんと伸びた超低空ライナーの打球は、そのままバックスクリーン左へと突き刺さった。
今季7本目、通算31本目の先頭打者アーチで、史上170人目となるメジャー通算300本塁打の大台に到達した。打者として通算1102試合目での達成は、アレックス・ロドリゲスの1117試合を抜いて歴代5位となる驚異的なスピード記録だ。前日の299号に続く2戦連発の活躍で、日米通算350本塁打の節目までも残り2本と迫っている。
衝撃の打球に地元放送局も騒然となった。実況は「センターへ! フェンスを超えた! ショウヘイ・オオタニが300号を達成した!!」と大興奮で伝えた後、約17秒間にわたって沈黙し、スタジアムの熱狂を視聴者に届けた。静寂を破り「低弾道の打球がぐんぐんと伸びていきました」と驚愕。「まるで飛行機の離陸ようでした」と、類まれなパワーを独特な表現で称賛した。
解説陣も「最初に対戦しないといけない打者がオオタニなんて信じられません。落ち着く暇がありません。初球から、試合中盤くらいの状態で準備できてないといけません」と、先頭打者としての威圧感に脱帽した。実況はロバーツ監督の試合前の言葉を引用し「卓越した能力の1つに課題に対する集中力を挙げていました。そしてやってのけてしまうのです」とその勝負強さを絶賛した。
(Full-Count編集部)