目前で消えた1200万円ボーナス…突きつけられた“戦力外” 年俸1.6億円、格安左腕の悲劇

29登板で防御率4.50&WHIP1.50だった
レッドソックスのダニー・クーロム投手が11日(日本時間12日)、メジャー出場前提の40人枠を外す措置DFA(事実上の戦力外)となる見込みであると、地元メディア「MassLive.com」のクリス・コティーヨ記者が伝えた。実は、大金を手にするまであと1試合登板だった。36歳左腕に厳しい通告となる。
クーロムは、土曜日に行われたメッツ戦で今シーズン初めて1イニングを超えてマウンドに上がった。2回を無失点に抑え、今季の防御率を4.50に改善させていた。この試合が今季29試合目の出場。米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」によると、契約には30試合登板に達した時点で7万5000ドル(約1200万円)を獲得する出来高が含まれていたという。
無念の戦力外の背景には契約の問題がある。クーロムはさらに、35試合、40試合など登板を重ねるごとに追加される条件で、50試合登板で2倍の15万ドル(約2400万円)を手にすることも可能だった。
レッドソックスとは当初1年225万ドル(約3億6000万円)で合意していたが、メディカルチェックで問題が生じたため契約が見直されていた。100万ドル(約1億6000万円)の保証給にロースターの出来高を加算する形へと変更されていた。今季は首の負傷で戦列を離脱し、24イニングで18四球を与えるなど苦しんでいた。
メジャー12シーズンで6球団を渡り歩いてきた苦労人で、過去4年間はいずれも防御率3.00未満という優れた成績を残してきた。球団はトレードをまとめるかウェーバー公示にかけるための猶予がある。しかし、マイナー降格を拒否してフリーエージェント市場に出るための登録日数も満たしており、新天地を探すことになりそうだ。
(Full-Count編集部)