HRダービーで“洗礼”も「楽しむように」 シュワーバー呆然…敵地が沈黙した24歳の劇的6連発

  • MLB
  • 2026.07.14
HRダービーを制したカージナルスのジョーダン・ウォーカー【写真:真柴健】
HRダービーを制したカージナルスのジョーダン・ウォーカー【写真:真柴健】

ウォーカーが“敵地”で優勝「言葉にすることすらできない気分」

 カージナルスのジョーダン・ウォーカー外野手が13日(日本時間14日)、オールスター戦の前日恒例イベントのホームランダービーに出場し、見事に優勝した。決勝では本拠地・フィラデルフィアの“英雄”であるフィリーズのカイル・シュワーバーと対戦。粘りに粘ったアーチ量産で頂点に辿り着いた。

「優勝して、言葉にすることすらできない気分だ。たくさんスイングをしたし、大きなプレッシャーを感じてた。でも、どうなっても楽しむように心掛けた。毎ラウンド、いい時間を過ごすことができた。小さい頃からホームランを打つことが好きだった。ホームランを打つ競争だから、楽しかったよ」

 1次ラウンドには2番手で登場したウォーカーは20スイング中13本をスタンドに放り込んでステージクリア。第2ラウンドではレイズのジュニオール・カミネロに競り勝ち、決勝に駒を進めた。

 決勝ではシュワーバーと対戦。シュワーバーが先に11本塁打(15スイング)を描き、本拠地のファンを盛り立てた。“ブーイング”を浴びる中、ウォーカーは打席へ。12スイング時点で6本の劣勢だったが、最後は怒涛の6連続アーチで敵地を黙らせた。

「正直言ってフィリーズ(ファン)は容赦ないと思った。でも、それはかなりスペシャルなことだと思う。彼らは自分たちの選手が好きだということだし、本拠地ではそういう歓声であるべきだ。こんなに大きな声援は聞いたことがなかった。でも、彼らのことは嫌いになれない。だって(ここは)彼らのホームタウンでしょ? (シュワーバーとハーパーは)彼らが応援している選手だからね」

 合計で31本のアーチを描き、会見では冷静に笑顔を弾かせた。ウォーカーは2020年のドラフト1巡目指名でカージナルスに入団。そして2023年にMLBデビューした。今季は打率.294、22本塁打、74打点、OPS.886とブレークに成功。前半戦で自己最多アーチを描き、打点部門では両リーグトップに立っている。

(真柴健 / Ken Mashiba)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY