183億円の“韓国のイチロー”に放出説 不振一転の打率3割超も…MLB記者指摘の可能性

MLB公式のマーク・ファインサンド記者の分析
MLB公式のマーク・ファインサンド記者が19日(日本時間20日)に「トレード期限まであと2週間 注目すべき12人のトレード候補」と題した記事を公開した。ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手がリスト入りし、球団が年俸総額を削減するための存在として注目を集めている。
イ・ジョンフは19日(同20日)の試合前時点で90試合に出場して打率.304、OPS.764の成績を残している。三振の割合や空振り率はいずれもリーグ上位5%に入るコンタクト能力の高さを見せ、“韓国のイチロー”としての真価を発揮している。一方で、四球の割合はリーグ下位5%にとどまっている。
イ・ジョンフの残り契約は約7000万ドル(約113億6500万円)。今シーズンの残り年俸は約700万ドル(約11億3700万円)で、2027年は2200万ドル(約35億7200万円)、2028年と2029年はそれぞれ2050万ドル(約33億2800万円)となっている。ファインサンド記者は「決してバーゲンとは言えない」としつつも、コンテンダーにとってコンタクト能力の高さは魅力的とも考えているようだ。
また、ジャイアンツからしても“売れる時に売る”のは理想的なムーブともいえる。ラファエル・デバース内野手やウィリー・アダメス内野手ら巨額契約を結ぶ選手がいるなかで、イ・ジョンフはトレード市場で比較的動かしやすい存在とみられており、ファインサンド記者は「トレードによって年俸総額(ペイロール)を削減するための最大のチャンスは、イ・ジョンフかもしれない」と指摘している。
名古屋生まれ、中日で活躍した父(イ・ジョンボム)を持ち、韓国球界で圧倒的な成績を残して2023年オフに6年総額1億1300万ドル(約183億6000万円)の巨額契約を結んだ天才バッター。メジャー移籍後は故障などもあり結果を出せていなかったが、好成績を残す今季の活躍が評価され、果たして夏のトレードで移籍するのだろうか。
(Full-Count編集部)