カーショーに“お願い”も…ド軍左腕が求める「ヒント」 試合遅延もチームトップ11勝「良い経験」

ロブレスキーは7回途中1失点で11勝目「本当に楽しかった」
【MLB】ドジャース 2ー1 フィリーズ(日本時間22日・フィラデルフィア)
ドジャースのジャスティン・ロブレスキー投手が21日(日本時間22日)、敵地のフィリーズ戦に先発し、7回途中1失点の力投でチーム単独トップとなる今季11勝目を挙げた。強豪との投げ合いや悪天候を跳ね返した左腕は「こういう球場で投げられるのはいつだって良い経験だし、本当に楽しかった」と頼もしく笑みをこぼした。
試合は悪天候のため1時間20分遅れでプレーボール。初回に連続長短打で先制を許す立ち上がりとなったが、すぐさま冷静に修正した。「(雨で)足元やボールが滑りやすかったが、さらに集中を高める要素として捉えた。ボールをできるだけ乾燥させ、多めの集中力を持って臨んだ」と振り返る通り、2回以降は要所を締めるピッチングで相手打線に本塁を踏ませなかった。
シーズン後半戦に入り、チーム内では今後のイニング制限や登板管理についての話題も浮上している。しかし、本人は「マウンドに上がって求められる仕事を全うし、降板を告げられるまで投げ続けるだけ」と意に介す様子はない。「先発投手なら誰もが年間200イニングを目指すべきだし、僕もいつか達成したい」と、エースとしての理想像へ貪欲な姿勢を示した。
ここまでの106回2/3はキャリアハイ。長丁場のシーズン、そして勝負の秋を戦い抜くために「レジェンド」の知恵も借りるつもりだ。通算223勝を挙げ、昨季限りで現役を引退したクレイトン・カーショー氏の名を挙げ、「最近あまり話せてなくて。近いうちに電話してみようと思っているんだ。年間200イニングを長年どうやって投げ続けてきたのか、ヒントをもらえるかもしれない」とニヤリ。「(カーショーは)普段は連絡がつきやすい。スマホを新しくしたから番号が残っているか確認しないとだけどね」と語り、報道陣の笑いを誘った。
層の厚い強力な投手陣の中で、着実にその存在感を増している26歳。それでも本人は至って自然体だ。「何かをアピールしようと思ってマウンドに上がることはない。自分にコントロールできることだけに集中し、一日一日を大切にして成長していくだけ」。浮つくことなく目の前の1球に全力を注ぎ、チームを勝利へと導いていく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)