日本プロ野球選手会、オーナー会議と初会談 近藤健介会長が痛感したMLBとの“差”…1076文字で声明

記者会見に臨むプロ野球選手会の近藤健介会長【写真提供:産経新聞社】
記者会見に臨むプロ野球選手会の近藤健介会長【写真提供:産経新聞社】

近藤健介ら計30人が出席し、オーナー側と意見交換

 日本プロ野球選手会は29日、公式X(旧ツイッター)を更新。日本プロ野球12球団オーナー会議と初めてとなる公式会談を行ったことに関し、会長を務めるソフトバンクの近藤健介外野手の談話と、両者の共同声明を発表した。プロ野球の発展や事業拡大に向け協力関係を築くため、28日に都内で話し合いの場が設けられていた。歴史的な第一歩を踏み出した形となる。

 会談には近藤のほか、副会長を務める西武の源田壮亮内野手や巨人の松本剛外野手、12球団の選手会長や役員選手ら計30人が出席した。オーナー会議を代表して巨人の山口寿一球団オーナーから「NPBの事業規模の拡大」「日本野球の国際的価値の向上」「野球の裾野の拡大」「DX化とデータビジネスの推進」の4課題についてプレゼンテーションが行われたという。

 選手会側もそれぞれの考えを共有した。近藤は談話の中で「今年のWBCで、メジャーの選手たちと言葉を交わす中で、私自身、その差を痛感しました」と明かした。さらに、ドラフト指名された選手がメジャーを選択するケースがあると指摘。「こうした差は、選手の力だけの問題ではありません。球界として、何を、どう決めていくのか。意思決定のあり方そのものを変えなければならない」との強い危機感を率直に伝えたとしている。

 これに対し、オーナー側からは「年に一度はこうした対話の場を設けること」「意思決定を迅速化していくこと」が示された。

 近藤は「この日が、日本プロ野球の大きな転換点だったと言われるよう、少しでも前へ進めたい。私が会長を務める間に、少しでも前へ進めたい。その責任を、果たしてまいります」と、計1076文字の声明文で決意を表明した。

(Full-Count編集部)

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