ド軍が見つけた“お宝”は「想像以上」 苦しいチーム事情の救世主も…迎えるトレード期限

「理想以上の展開になった」
今シーズンブルージェイズをDFAとなり、ドジャースで復調を遂げたエリック・ラウアー投手の去就に、地元メディアや球団OBが注目している。米ポッドキャスト番組「ドジャース・コレクティブ」では、地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者、「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者、球団OBのジェリー・ヘアストンJr.氏が、ラウアーの残留の可能性について議論した。
ラウアーは日本時間30日のマリナーズ戦で6回1安打無失点、4奪三振の好投を披露し、移籍後9戦負けなしとなる今季6勝目をマークした。マッケイン記者は「ドジャースはシーズン序盤に彼を掘り出し、彼の今季の状況を一変させました。エリック・ラウアーは本当に、ドジャースが望んでいたすべてに応え、それ以上の働きをしていますね」と絶賛した。
これに対しアルダヤ記者は「彼は獲得時に期待されていた役割をすべて果たしていて、まさに最高のシナリオになっています」と評価。ブレイク・スネルの離脱後に先発ローテーションの穴を埋め続け、「毎回、終盤まで投げています。いつも内容が良かったわけではありません。しかし、結果については文句のつけようがありません」と称賛した。
さらに、ラウアー本人はドジャース残留を望んでいる一方で、自身の置かれた立場も理解していると説明。スネルやタイラー・グラスノーの復帰が近く、先発投手を必要とする球団も多い状況を踏まえつつ、「仮に最終的にトレードという形になったとしても、ここまでの展開は完璧でした。ドジャースにとって当初想像していた理想以上の展開になりました」と語った。
マッケイン記者が「彼は自分がチームに残す価値のある選手だと球団に示すために、できることは本当にすべてやってきましたよね」と話すと、ヘアストンJr.氏も「彼は自身の評価を大幅に高めた」と同調。ドジャースはベテラン投手の改善点を見極め、能力を引き出すことに優れているとした上で、「ドジャースは分かっています。『エリック・ラウアーは何か特別なものを持っている』と。彼を残すこともできるということです」と語り、「非常に贅沢なことです」と豊富な先発陣を評価した。
さらにヘアストンJr.氏は「エリック・ラウアー本人が、このままドジャースに残りたいと思っていることは分かっています」としながらも、「ラウアーにとって一番大事なのは、自分のキャリアを軌道に戻し、投げ続けることです。それはドジャースでなのか、もしくは別の球団でなのかもしれません」とコメント。ドジャース残留かトレードかにかかわらず、「私はラウアーが素晴らしい後半戦を送ると本当に信じています」と期待を寄せた。
(Full-Count編集部)