投手・大谷の復帰計画は「これまで通り」 スクーバル獲得で飽和状態も…指揮官が描く“未来図”

大谷はシカゴ遠征中にキャッチボールを再開する見込み
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2日(日本時間3日)、本拠地のレッドソックス戦前に報道陣の取材に応じ、タイガースからトレードで獲得したタリク・スクーバル投手の加入について触れ、「ショウヘイの投手復帰に向けた調整計画に影響を与えることはない」と明確に否定した。
ドジャースは2年連続サイ・ヤング賞を受賞したスクーバルの獲得に成功し、先発ローテーションの層を一段と厚くした。これにより、左膝痛から投手復帰を目指す大谷の負担軽減や復帰時期の緩和も予想されたが、指揮官は「スクーバルが加わったからといって時間を稼げるというわけではない」と指摘。「ショウヘイに関しては、焦らず段階的かつ計画的にビルドアップさせていくという当初の基本プランをそのまま維持する」と強調した。
また、大谷はブルペン入りした7月22日(同23日)を最後に屋外でのキャッチボールを行っていない。大谷の次のステップについて、ロバーツ監督は「キャッチボールを再開する予定だ。おそらくチームがシカゴへの遠征に入ったタイミングで始めることになる」と明かした。
今季のドジャースは強力な投手陣を維持しながら、10月のポストシーズンでの世界一3連覇を見据えて厳重なリスク管理を敷いている。ロバーツ監督は「(スクーバルの加入で)チームがより強力になったのは確かだが、ショウヘイの投手としての復帰計画はこれまで通り慎重かつ着実に進める」と話し、本番を見据えた盤石の態勢作りを誓った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)