ド軍ベッツの「下落が著しい」 575億円契約も“守備専”…LA記者が頭抱える「84」

カブス戦に出場したドジャースのムーキー・ベッツ【写真:黒澤崇】
カブス戦に出場したドジャースのムーキー・ベッツ【写真:黒澤崇】

ロバーツ監督の願い「小さい成功体験を積み重ねて欲しい」

【MLB】カブス 10ー5 ドジャース(日本時間4日・シカゴ)

 ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたカブス戦に「5番・遊撃」で先発出場した。しかし4打数無安打に終わり、今季は76試合で打率.226、13本塁打、OPS.677と不振に苦しんでいる。高額契約を結ぶスターの打撃不振に対し、地元メディアからは「衰えは著しい」との指摘も浮上。デーブ・ロバーツ監督は復活を祈るしかないようだった。

 ベッツは12年総額3億6500万ドル(約575億円)の契約を結んでいる。しかし、地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は「ムーキー・ベッツは今年、打率.226、wRC+84にとどまっている」と指摘するように、昨シーズンに続き状態が上向かない。過去の功績を踏まれば十分に“元は取っている”としつつも、「打撃の下落が著しい。現在、彼の価値の大部分は遊撃手としてのエリート級の守備力にある」と辛辣なコメントを残している。

 昨季、ベッツは長い不調の中で「僕のシーズンは既に終わってしまった」と胸中を明かした。試合後、報道陣からベッツの状態について問われたデーブ・ロバーツ監督は、今季の不振についても原因の解明に努めている。ベッツの先月について「タフだね。(原因を)突き止めているところだ」と明かしたものの、打席内容自体は良くなっているとし、「根本的なところは、いい状態。強打もできている」と現状を前向きに捉えた。

 ロバーツ監督は不振にあえぐベッツを起用し続ける意向を示し、「復調することを祈っている」と言及した。完全復活に向け「まだシーズンはたくさん残っているし、2か月(の活躍)で(いい)シーズンにすることはできる」と強い信頼を示している。かつて「毎晩チームに何か貢献したい」と語っていたベッツの復活に向け、指揮官は「小さい成功体験を積み重ねて欲しい」と願いを込めている。

(Full-Count編集部)

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