岡本和真らに見える「文化の素晴らしさ」 Bジェイズのエース、自称“名誉日本人”が魅了されるワケ…説いた「正真正銘の特徴」
ブルージェイズで先発陣を牽引するディラン・シーズ【写真:ロイター】ブルージェイズ先発陣を牽引するシーズに独占インタビュー
今季からブルージェイズに加入し、チーム最多7勝を挙げて先発陣を牽引するのはディラン・シーズ投手だ。南部ジョージア州に生まれ、イチロー氏の活躍に憧れながら育った右腕は、ホワイトソックス、パドレス、ブルージェイズと渡り歩きながら、数多くの日本人選手の姿を目にしてきた。共闘・対戦を繰り返す日々の中で、日本人選手に共通する“スタイル”に気づいたという。
2024年から2シーズンを過ごしたパドレスではダルビッシュ有投手と松井裕樹投手、今季はブルージェイズで岡本和真内野手と同僚に。不調のブラディミール・ゲレーロ内野手に代わって打線を牽引する岡本を「最高。彼は間違いなくスタープレーヤーだ」と手放しに称える。
「岡本は影響力のある打者。パワーがあるのは日本で積み上げた成績を見れば分かること。パワーこそ最大の特徴だと思う。でも、メジャーでもパワーを発揮し、打点も稼ぐとなれば、また別の話。つまり、勝負強さを備えた打者だと感じているんだ」
子どもの頃はイチロー氏が憧れ
子どもの頃に憧れたイチロー氏は「もちろんスピードがズバ抜けていた」と即答したが、次の瞬間には“上方修正”。「いや、スピードに限らず全部だね。いかようにも、なりたい自分になれる人だから」と懐かしそうに振り返る顔は、当時に戻ったかのよう。目には野球少年の輝きが浮かぶ。
岡本とイチロー氏。打席でのスタイルはまったく違う2人に思えるが、シーズに言わせると「日本人選手は投手も打者もみんな、ある意味ユニークなスタイルを持っている」という。どんなスタイルかというと……。
(佐藤直子 / Naoko Sato)
