野手呆然の“神業”「160キロより価値ある」 一瞬の隙を逃さぬ正確無比の技術「すげえな」

試合の流れを変えた前田健太の巧みな牽制
■楽天 7ー2 オリックス(12日・楽天モバイル最強パーク)
アウトを奪った“1球”には、プロで培ってきた技術が凝縮されていた。楽天の前田健太投手は12日、本拠地でのオリックス戦に先発登板。7回2失点の好投で今季3勝目をあげた。6回には巧みな牽制で走者を刺すなど小技もキラリ。ファンも「さすがの技術」「すげえな」と唸った瞬間だった。
2点リードされて迎えた6回、1死から来田涼斗外野手に安打を打たれ出塁を許したが、続く打者の場面で前田健が牽制で流れを変えた。セットポジションに入った右腕は、無駄のない機敏な動きから一塁に正確な送球。リードを取っていた来田は必死に戻るも、牽制のスピードが勝り、タイミング的にも“完璧なアウト”だった。
直後の攻撃では、カーソン・マッカスカー外野手が16号満塁アーチを放ち逆転に成功。ピンチを未然に防いだ前田健の牽制は、試合の流れを変えるきっかけとなり、自身の白星にもつながった。
DAZNの公式X(旧ツイッター)はそのシーンを公開。華麗なマウンド捌きへの称賛コメントが殺到。「これは凄い技術」「ばり速い、すげえ」「牽制うますぎ」「上手い、体幹と俊敏性がないとできない」「160キロより価値ある」などの声が寄せられていた。
今年38歳となった前田健は、日米でプレーしプロ生活20年目を迎える。この日の勝利でNPB通算100勝を達成。6回の牽制アウトは、投球だけではない右腕の凄みを示す象徴的なシーンとなった。