ド軍タッカー、目を疑うミスにLA実況絶句「Oh no…」 ベンチで生気ナシ、味わう「孤独」

連日の拙守に敵地でもブーイング
【MLB】ドジャース 11ー5 ロッキーズ(日本時間18日・デンバー)
ドジャースのカイル・タッカー外野手は17日(日本時間18日)、敵地でのロッキーズ戦に「6番・右翼」で先発出場した。7回の守備では、なんてことのない平凡な打球をまさかの落球。LA放送は言葉を失ってしまった。
10-1と大量リードして迎えた7回だった。ノルビーが打ち上げた飛球はふらふらとタッカーの守る右翼付近に舞い上がった。前進してきたタッカーは悠々と落下地点に入ったが、なぜか低い態勢で捕球を試みると、打球はグラブからポロリと落ちる痛恨プレーとなった。
タッカーは昨オフに4年2億4000万ドル(約382億円)でドジャースに加入するも、1年目は走攻守にわたって全くいいところがない。守備に関していえば、前日のブルワーズ戦でも平凡なフライをキャッチできず(記録は二塁打)、本拠地ではブーイングが起きていた。
タッカーが落球すると、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況を務めるスティーブン・ネルソン氏は「Oh no……」と呆れたように絶句。クアーズフィールドでもブーイングが鳴り響き、放送席は13秒間沈黙した。同局の解説を務めるエリック・キャロス氏はタッカーが「孤独な気持ち」だと心情を代弁する。
「どうしてこうなってしまったのかと、自問自答しているでしょう。(原因が)打撃なのか、それとも気持ちの問題なのか。メンタルに問題があるのは明らかです」とし、タッカーに対して批判をしたとしても、それがかえってトンネルが抜けられない要因になると説明した。そして、キャンプ地で調整するために一度チームを離れたほうがいいと提言している。
「気持ちにどれくらい余裕があるか考えたとき、むしろ悪化しているかもしれません。元選手として同情せざるを得ません。こんなこと誰にも起きて欲しくないです」とキャロス氏。超高額年俸のスターに対して、同情を禁じ得なかった。タッカーはベンチの端に座り、俯いていた。
ちなみに、タッカーが捕球ミスした打球は「ベースボール・サバント」によると、安打確率「.020」の当たりだった