185億円契約も“無断欠勤”「裏切られた」 苛立つ指揮官…ド軍ライバルに広がる不協和音

チーム内にも広がる不信感「ちゃんとした説明がない」
騒動が収束していない。6年1億1650万ドル(約185億円)の大型契約を結ぶダイヤモンドバックスのケテル・マルテ内野手は、17日(日本時間18日)の敵地レッドソックス戦で先発予定だったものの、球場に姿を見せず。その後、制限リスト入りした。20日(同21日)には膝の炎症のため10日間の負傷者リスト(IL)に切り替わったが、欠場した理由については依然として明らかにされていない。
マルテは20日(同21日)、デレク・ホール球団社長兼CEO、ヤクルトでプレー経験をもつトレイ・ロブロ監督と面談を実施した。21日(同22日)のレッズ戦前、面談の内容について問われたロブロ監督は詳細を明かさなかったものの、自身の率直な感情を口にした。
「私は傷ついた。何が起きたか次々に明らかになり、とても苛立ちを覚えた。そして、裏切られたと感じた。これは苛立ちとはまったく違った痛みだ」
続けてロブロ監督は「あの男に何があったのかは知らない。私はSNSを使わないし、61歳の野球監督だ。あの日何が起きたのか憶測するのではなく、自分のやるべきことをする」とバッサリ。マルテは先日、球団関連のインスタグラム投稿をすべて削除しており、その行動も騒動をさらに大きくする一因となっている。
チームメートのケビン・ギンケル投手も「起きてしまったことは残念。ちゃんとした説明がないんだ」と困惑を示した。「多くの選手がこの出来事に対して苛立ちを感じていると思う」としながらも、「最も大事なのは彼が精神的に安定すること。チームに貢献できる精神状態でいることだ」と、残り30試合あまりとなるシーズンでの復帰を願った。
プレーオフ争いの真っただ中で起きた主力の突然の離脱。面談は実施されたものの、ロブロ監督が「裏切られた」とまで表現したことで、チームとの溝がますます広がった状況だ。
(Full-Count編集部)