高給取りがド軍入団後に直面した“苦境” ブーイング浴びせられるも…ロハスが知る球団の愛情

苦しむ大型新加入2人を支える兄貴分
ドジャースのミゲル・ロハス内野手が、新加入後に苦しい状況が続くエドウィン・ディアス投手とカイル・タッカー外野手に揺るがぬ信頼を示した。「たった一度の一打」で状況を変えることができると、自身の経験を交えて力説している。
昨オフに3年6900万ドル(約110億円)で加入したディアスは、新守護神として期待されながら16試合の登板で防御率11.85、7セーブと苦戦。18日(日本時間19日)には首の炎症で負傷者リスト(IL)入りした。一方、4年2億4000万ドル(約381億円)で加わったタッカーも、121試合で打率.230、11本塁打、55打点、OPS.689と本来の力を発揮できず、両者はブーイングを浴びることも少なくない。
ロハスは20日(日本時間21日)、タッカー主催のチャリティーイベントに出席し、苦しむ2人への向き合い方を問われた。「このクラブハウスがどんなところなのかに慣れるには時間がかかる」と説明。その上で、外部から寄せられる声よりもクラブハウス内の選手たちの思いを大切にしてほしいと語った。
さらに、ディアスが9回のマウンドに上がる日も、タッカーが出場する日も、チームにとって「ベストの選択肢」だと考えていると強調。「チームメートや球団から受ける愛情やサポートがどれほどのものなのかを分かっていくと思う」と、クラブハウスの厚い信頼を明かした。
ロハス自身も、苦しい状況から一振りで流れを変えた経験を持つ。昨季のポストシーズンではスタメンから外れる試合も多かったが、2025年ワールドシリーズ第7戦では9回1死から劇的な同点弾を放ち、チームを救った。
だからこそ「彼らがスランプを抜け出して、一番大事な場面でチームのためにいいプレーをしてくれることに、僕は何の疑いもない」と断言。「レジェンドになるために必要なのは1スイングだけなんだ。それは僕自身の経験からもそう言える」と続けた。
「この球団、この市場でプレーするのは簡単なことじゃない」としながらも、「結局のところ、たった一度の一打で、チームにとって本当に重要な大きなことを成し遂げられる」と強調したロハス。大型契約で加わった2人が苦境を抜け出し、シーズン終盤の大舞台でチームを救う――。クラブハウスの兄貴分は、そんな瞬間を疑うことなく待っているようだ。
(Full-Count編集部)