ド軍ナイン集合の裏で…中継に映った“日本式” 守られていた商売道具、34歳が持ち主に返却

ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:黒澤崇】
ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス【写真:黒澤崇】

選手たちはエドマンを一斉に祝福も…中継映像が捉えていたキケの行動

【MLB】ドジャース 5ー4 パイレーツ(日本時間22日・ロサンゼルス)

 ドジャースは21日(日本時間22日)、本拠地パイレーツ戦で延長10回にもつれ込む接戦を5-4でものにした。トミー・エドマン内野手による劇的サヨナラ打で幕を閉じた一戦。その裏で、キケことエンリケ・ヘルナンデス内野手は勝利後に“日本式”の作法で同僚の商売道具を“守って”いた。

 4-4で迎えた延長10回、2死一、三塁からエドマンが決めた。左腕ソトの低めに外れる87マイル(約140キロ)のスイーパーにくらい付き、左翼線へ運ぶと、三塁走者のキケがサヨナラのホームを踏んだ。ドジャースタジアムは大歓声に包まれ、同僚らがエドマンの元へ集まり祝福した。

 ここで注目なのが生還後のキケの行動だった。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は、エドマンのサヨナラ打からの選手たちの祝福映像を公開。エドマンはヘルメットを外し宙に軽く投げ喜びを表現すると、同僚らがそこに押し寄せた。

 その際、落ちていたヘルメットに気づいたキケはそっと拾い上げると、一通り祝福を終えたエドマンと向き合い、軽くお辞儀しヘルメットを手渡したのだった。

 チームのムードメーカーでユーティリティとして知られる34歳のキケが見せた気配り。その陽気さがまず印象に残りがちな選手だが、チームメートのために見せるちょっとした気遣いも見逃せない魅力と言える。

【実際の映像】キケが“日本式作法”で守ったヘルメット 中継で発見された気遣い

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