現役選手の“大谷離れ”に徹底反論…PCAが「上だと思えない」 殿堂入り右腕の本音

元サイ・ヤング賞投手ジョン・スモルツ氏が大谷翔平とPCAの論争に言及
ドジャースの大谷翔平投手とカブスのピート・クロウ=アームストロング外野手によるナ・リーグ最優秀選手争い。驚異の守備力を誇るライバルを支持する現役選手が多いなか、通算213勝の名投手ジョン・スモルツ氏が言及。大谷が登板していない期間があることを理由に過小評価される風潮に怒り、大谷の圧倒的価値を主張した。
スモルツ氏は、ベン・バーランダー氏がホストを務めるポッドキャスト番組「Flippin’ Bats Podcast」に出演した際、大谷の二刀流の価値を力説した。「世界最高の選手が世界最高の選手であることを罰することはできない。彼はシーズンの半分しか投げていない、なんてことは言えないんだ」。
さらに、大谷へのリスペクトを語り、守備と投球の価値について持論を展開した。「オオタニのプレーぶりは大好きだし、すべてが大好きだ。PCAの素晴らしい守備力が、オオタニがマウンドに上がる時の失点阻止力よりも上だとは思えない」と指摘する。
PCAは2年連続で「30本塁打&30盗塁」を達成した攻撃力と同時に、プレミアポジションのセンター守備も抜群。守備での失点阻止を示す「DRS」は14に達し、中堅手としてはメジャー3位に入っている。走攻守を加味した勝利貢献度「WAR」でもメジャートップに君臨している。それでも、スモルツ氏の持論は変わらない。
「PCAはオオタニよりも打撃成績が上でなければならない。少しでいいが、互角ではだめだ。もし互角だったら、日々の守備と、15先発か何先発になるか分からないがオオタニの素晴らしいピッチング内容を比べてみるといい」と、対決の価値を説いた。
米スポーツ局「ESPN」が複数の現役選手を対象にMVPについて緊急調査したところ、大谷の4票に対してPCAが15票と大差がついた。それでも、その中身は超ハイレベルで僅差で選ぶなら……というもの。1試合1打席、そのすべてが最後まで影響しそうだ。
(Full-Count編集部)