年俸91億円…「平均以下」の現実 ド軍大砲に“不良債権”の予感、米メディア辛辣

ドジャースのカイル・タッカー【写真:黒澤崇】
ドジャースのカイル・タッカー【写真:黒澤崇】

タッカーのOPS+は「93」、bWARは「-0.1」

 今季から総額2億4000万ドル(約381億2200万円)の超大型契約でドジャースに加入したカイル・タッカー外野手だが、開幕から走攻守に低調な出来に終始。オールスター4回選出を誇るかつての大砲の面影はなく、米メディアから「最ももらいすぎな25選手」に選ばれている。

 今季の成績に対する年俸の価値を評価した米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は、リーグで最ももらいすぎな25選手にタッカーを選出した。2026年のぜいたく税計算上の給与額は5719万5000ドル(約90億8600万円)に上り、同メディアは「今シーズンにおける最も分かりやすい例だ」と厳しく断じている。

 タッカーはFA前の5シーズンで通算WAR25.4を積み上げ、3度の「20本塁打&20盗塁」を達成するなど球界トップクラスの実績を残した。しかしドジャース加入1年目の122試合に出場した時点で、打撃指標のOPS+が平均以下の93、貢献度を示すbWARは-0.1、fWARも0.2と低迷している。

 WAR0.0はリーグ平均ではなく、「代替可能選手」を想定している。例えば選手が怪我をしたときに出場する“控え”などが一例だ。今季のタッカーの貢献度だけを鑑みれば、“替えの利く”レベルの選手とも言える。

 悲しいかな、信じがたいコスパの悪さに対し、「ブリーチャー・レポート」のジョエル・ロイター記者は「リーグでも屈指の高額な給与を得ているにもかかわらず、代替可能なレベルの選手にとどまっている」と痛烈に指摘。4年契約自体はここ数年のFA市場では短期ともいえるが、早くも“不良債権化”を危惧する反応は少なくない。

(Full-Count編集部)

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