勢い止める9失点…西武右腕は沈痛 制御きかなかった「気持ち」、試合後に明かした“本音”

日本ハム戦に先発した西武・渡邉勇太朗【写真:小林靖】
日本ハム戦に先発した西武・渡邉勇太朗【写真:小林靖】

制球まとまらず、西口監督は反省求める

■日本ハム 9ー1 西武(26日・ベルーナドーム)

 パ・リーグ2位につける西武は26日、本拠地ベルーナドームで行われた日本ハム戦に1-9で敗れ、連勝が「4」で止まった。先発の渡邉勇太朗投手がプロ8年目で自己ワーストの9失点(自責8)を喫した。

「調子は良かったのですが、全体的にかみ合っていない日だったかなと思います。もっと冷静に、気持ちのコントロールができればよかったと思います」。試合終了後、帰途に就く際に渡邉は言葉を絞り出した。

 立ち上がりはストレートに威力があり、2回まで4奪三振無失点。ところが3回無死一塁で、送りバントを処理した三塁・平沢大河内野手の一塁への送球がワンバウンドとなり、一、二塁とピンチが拡大。1死後、清宮幸太郎内野手に先制タイムリーを浴びた。

 4回も平沢の2つ目の失策で先頭打者の出塁を許し、1死満塁から吉田賢吾捕手に走者一掃の3点三塁打を浴びた。6回には大塚瑠晏内野手の5号2ラン、清宮の15号3ランと畳みかけられ、1イニング5失点。6回8三振を奪うも、10安打9失点(自責8)で降板した。

 西口文也監督は「エラーも絡みましたが、どれだけ自分が思ったところに投げられていたか。ベンチから見ていても(3回以降は)逆球が多かったように見えました」と反省を求めた。

 渡邉は昨季自己最多の7勝(9敗)を挙げ、今季は開幕投手に抜擢されたが、今のところ5勝7敗、防御率3.58で黒星が先行。先発ローテの軸の1人として、もう一皮むけてほしいところだ。

 とはいえ、この日は首位ソフトバンクも逆転負けし、ゲーム差は「5.5」のまま。まだ諦める数字ではない。残り試合とその先のポストシーズンで、渡邉の力が必要とされる試合は必ずある。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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