村上宗隆は“除外すべき”…格付け巡り重鎮が本音 投げかけた一石、裏にあるNPBでの無双

Wソックス・村上宗隆【写真:ロイター】
Wソックス・村上宗隆【写真:ロイター】

日本では通算246本塁打、3冠王にも輝いた圧倒的な実績

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」の記事で、ホワイトソックスの村上宗隆内野手が新人野手の格付け2位に選ばれた。しかし、執筆したジム・ボウデン記者は、日本や韓国プロ経験者について「この賞の対象になるべきではない」と本音も覗かせた。

 ボウデン記者は26日(日本時間27日)、「MLBがシーズン後に授与する賞の早期予想:MVPはPCA、サイ・ヤング賞はミズ(ジェイコブ・ミジオロウスキー)」と題した展望記事を掲載。その中で、「年間最優秀ルーキー野手」なる独自のカテゴリーを設置し、ア・リーグの新人野手を“格付け”した。1位にはタイガースのケビン・マクゴニグル内野手を選び、次点に村上を置いた。

 同氏は、日本と韓国のプロリーグはレベルがメジャーと類似していることを理由に挙げ、その両国のプロでの登録実績がある選手は今回設けた新人賞の対象から外すべきだという持論を展開したものの、村上を2位にした理由の1つに「パワー」を挙げた。

「ムラカミは今季上向いたチームの中で非常に大きな役割を果たしてきた」とも言及し、長打力だけでなく、高い出塁率や近年低迷が目立っていたチームにエネルギーを注入した点も含めて、村上がメジャー1年目で見せた働きぶりを高く評価した。

 村上はここまで101試合で打率.218、29本塁打、58打点、OPS.854をマークし、5月には月間最優秀新人に輝いた。一方でヤクルトでの8年間で打率.270、246本塁打を記録し、2022年には3冠王に輝いた実績こそが、今回ボウデン氏が指摘した新人資格を巡る議論の対象となっている要因だ。ただ、故障離脱の期間があったとはいえ、賞レースで重視される「WAR」では、マクゴニグルの6.1に対して2.2(ベースボール・リファレンス版)と大差がついている。果たして、新人王に選ばれるのは……。

(Full-Count編集部)

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